佐竹家。
お店の前に2台分と横の駐車場にもクルマが駐められるようだ。
店内はカウンターとテーブルがあってご夫婦で切り盛りされているようだ。
ラーメン屋さんというよりメインはコスパの良い定食のようで他のほとんどの客がこちらを注文している。
へそ曲がりな自分は単品のにんにくらーめん750円をお願いした。
みたところニンニクチップが多くトッピングされている。
麺は一般的なストレートなんだけどこの手の昔からのラーメン屋さんの定番でもある柔らかい茹で方ではなくコシが楽しめる加減になっているのが嬉しい。
ネギとモヤシをかき分けるとニンニクペーストが相当入っているのがわかる。
それにラー油もしっかり入っているようでピリッと辛味を感じられてニンニク好きにはたまらない仕様になっている。
柔らかくジューシーな極太チャーシューが3枚も奢られているのはちょっとした驚きだ。
650円のデフォルトラーメンにもこれが乗っているのなら太っ腹としか言いようがない。
ただこうしたトッピングやニンニク攻めに対して肝心の元スープが完全に押され気味でラーメン自体の味がわからなくなってしまっている印象が強い。
だから後半完全に食べ飽きてしまいどうしてもスープを飲み干そうという欲求が湧いてこない。
値段を考えれば嬉しすぎる内容ながらちょっと最後は物足りなさを感じた佐竹家のにんにくらーめんだった。