尾田栄一郎の原作による人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の放送20周年を記念した劇場版。
世界中の海賊たちが集う祭典を舞台に、宝をめぐって火花を散らすモンキー・D・ルフィら麦わらの一味やさまざまな海賊が描かれる。
ルフィ役の田中真弓をはじめ、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江らおなじみの声優たちに加え、ゲスト声優としてユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太が参加した。
海賊の海賊による海賊のための世界一の祭典・海賊万博に招待された麦わらの一味は、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」で世界中から集まった海賊たちとお宝争奪戦に奔走する。
その熱狂の裏で、海軍が海賊を一網打尽にするため潜入捜査を開始。
さらに元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目ことダグラス・バレットが、ルフィたちの前に立ちはだかる。
ワンピースアニメも20周年か。
子どもたちがまだ小さかった頃の初期のワンピースアニメ放送はDVD借りてまでずっと見ていたが子供が大きくなったウォーターセブン編あたりからだんだん追いつけなくなり遂に脱落してしまった。
なので非常に久しぶりのワンピースだがメンバーは変わっていないのでちょっと安心した。
それと懐かしいバギー船長が相変わらずの噛ませ犬キャラで今だに登場していたのはガチで笑えた。
20周年記念作品と言うことでこれまでのキャラクター総登場になっていて総集編的な側面は否定できない。
登場人物が多い分、詰め込み過ぎ感はアリアリで映画の内容は単なる戦いの羅列となり肝心なストーリーが薄っぺらくなってしまっている。
自分のような初期のキャラクターしかわからん者にとっては能力を使った超人と言うよりロボットアニメ→ゴジラみたいな展開に途中から集中できなくなった。
映像はCGが多用されており非常にキレイだが見どころはそれだけ、みたいで長く続いたワンピースだがその間にエスカレートし過ぎてかつてのワンピースとは相当違う作品になっているようだ。
それでもちゃんと今でも支持されているのだからこれも正解なのだろう。