らをた広島

食べ歩きブログ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれ、子供たちをもうけ、幸せに暮らしていた。
しかし、ジェイクたちは再びパンドラに現れた人間たちに森を追われてしまい、海の部族のもとに身を寄せる。
だが、その美しい海にも侵略者が接近していた。

ジェームズ・キャメロン監督によるヒット作の約13年ぶりの続編で、第1作の10年後を描いたSF大作。
神秘の星パンドラに人類が再びやってきたことから、パンドラの森で平和に暮らしていた元海兵隊員と先住民の女性たちが海へと逃れる。


前作と同じく監督をキャメロンが務め、前作同様元海兵隊員をサム・ワーシントン、先住民の女性をゾーイ・サルダナが演じ、シガーニー・ウィーヴァーなどが共演する。

ジェームズ・キャメロン監督による大ヒット作の続編映画。

世界中で大ヒットしたが何故か日本では大ゴケしたらしい(笑)

その謎を探るべく3時間以上あるこの作品を観た。

因みに前作は観たが個人的にはよくわからなかったし、あまり面白いとは思わなかった。

しかしここまでCGを多用するとなるともはやアニメーションなのか実写なのか境界がかなり曖昧になってしまっていて、モーションピクチャーのCGアニメに時々実写人物だけ出てると言うのが正確な表現になるだろう。

CGは年々精密な表現が出来るようになっていて見応えあるのだが、とにかく「青」ばかりの画面になりがちなせいか、本当にたまにCGのない場面がでてくるとホッとする(笑)

基本的に映像で魅せる作品なのでストーリーは単純と言うか分かりやすいのは良いがだったら上映時間をもう少し詰められると思う場面も結構ある。

しかし子供の頃、友人に騙されて映画館で観て死ぬほど怖かったエイリアンシリーズの主役だったシガニー・ウィーバーがまだ現役の元気な姿で登場しているのにチョット驚いてしまった。

とてもじゃないが73歳には見えないがどういうカラクリがあるのか知りたいくらいだ。

前半のかったるい展開から後半に入るといよいよ戦闘シーンになってきてやっと眠気が吹き飛んだ。

しかしまあここまで青青青だと何年分かの青い色を観たような気がして少々食傷気味にはなってくるがこれぞハリウッド映画と言うような畳み掛けるようなアクションシーンの連続にはついつい見入ってしまった。

悪役はハッキリとわかるようにキャラが立っていて憎らしさも念がいっている。

ただ面白いか?言うとあくまでも個人的な意見だがジェームス・キャメロンのやりたい放題、ただビックリ映像オンパレードの感が否めずストーリーの薄っぺらさが気になった。

特にラストは掃いて捨てるくらいの見慣れたお約束的な展開に苦笑いしてしまった。

日本でだけ興行成績が振るわなかった理由はよくわからないが、登場人物のガミラス星人のようなルックスがどうやっても好きになれないのは確かだ。

上映時間の3時間12分がとてつもなく永く感じられてしまったアバター:ウェイ・オブ・ウォーターだった。