毎年涼しくなるとここに吸い寄せられてしまう。
入店するとカウンターに案内されたがメニューが変わって「国産小麦100%自家製麺」と表記されている。
ちょっと待ってからキタヨ! 讃岐屋 楽々園店のスタミナうどん(ニンニクW・無料)700円。
これにテーブルに置いてある七味をぶっかけて完成だ。
スープには凄まじく熱くドロっとしたトロみがついておりエビが一尾鎮座した光景はまさにスタミナうどん。
そのドロッとしたスープを纏った極太うどんはしっかりとコシがあってまさに讃岐うどんそのものだ。
ニンニクWの恩恵でそこらじゅうに散らばっているスライスニンニクがこれをスタミナうどんたらしめているのは間違いない。
茹でたバラ肉が入っているのは完全にラーメンに寄せた演出だろうがこれもこのスープによくあっている。
ドロドロスープも唾液のせいかだんだんとそのトロみを落としていきのだがそれでも通常にうどんのダシというよりはラーメンスープに近い仕様は非常に心地よい口当たりだ。
後半は思いの外多く入っている人参スライスが登場してくるのだがこれもラーメンに於けるメンマのような役割を担っていて口直しに貢献している。
レンゲでそこを探るとまだまだ多くのニンニクが発掘されるのでこれを食べながら全体を楽しんでいくのだがさすがに昔のように全部を飲み干すのがキツい年齢になってきたのかもしれない。
それにしても暑い夏が過ぎてやや涼しくなるとスタミナうどん発作が起こるのは毎年のこと。
今年も大満足してしまったのだった(笑)