らをた広島

食べ歩きブログ

累 -かさね-

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トリガール!』などの土屋太鳳と『心が叫びたがってるんだ。』などの芳根京子が主演を果たし、松浦だるまの人気漫画を実写映画化。

キスした相手と顔が入れ替わってしまう口紅と出会った女性たちの喜怒哀楽を鮮やかに描く。

ストロベリーナイト』シリーズなどの佐藤祐市が監督を務め、『GANTZ:O』などの黒岩勉が脚本を担当している。

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伝説の女優の娘・淵累は卓越した演技力を持ちながら、自分の醜い外見にコンプレックスを抱いて生きてきた。

彼女の母親は、キスした相手と顔を取り替えることが可能な謎めいた口紅を娘にのこす。

一方、舞台女優の丹沢ニナは、容姿に恵まれながら芽が出ずにいた。

やがて二人は出会い反発し合いながらも、互いの短所を補うために口紅の力を使うことにする。

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NHK朝ドラ女優、土屋太鳳と芳根京子主演だから興味本位で観た。

マンガが原作らしいがストーリー上何度も土屋太鳳と芳根京子が何度もキスをしてくれるというなんとも目の保養になる映画。

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それにいつも健気で頑張ってる役が多い土屋太鳳がドSキャラ、良い人のイメージの芳根京子が悪役やってるのはなかなか新境地を切り開いた圧巻の演技だったんじゃないか。

結論から言えば映画としてなかなか面白く、ラストまで飽きずに一気に観れた。

二人の女性の中身が一定の時間で入れ替わると言う比較的よくあるストーリーながら巧みな伏線とその回収で凝った作りになっている。

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主演女優の可愛さに釣られて内容はあまり期待せずに観たが、さながら朝ドラ女優の演技合戦でお互い一歩も譲らない女の闘いは非常に見応えある。

途中までの流れからしてラストがやや弱い気もしないでもないがなかなかの力作だった。