最近開店した新しいお店。
店名はなんて読むのかわからなかったが「せいてんをつけ」と読むらしい。
それって今年の大河ドラマと同じだが何か意味があるのかな?
メニューはどうしようか迷っていたのだが外に大きく今週の限定ラーメン「煮玉子、レア牛タン、炙り牛タン、メンマ、ネギ 1500円」とあったので興味本位でこれに決定。
入店し自動券売機で食券を買ってカウンターに通された。
どうやらここはタンしゃぶ亭というお店がやっているラーメン屋のようで牛タンラーメンと銘打っているくらいだからタンのウマいのを期待してしまうわな。
衝青天の限定ラーメン1500円。
レア牛タンと炙り牛タンのチャーシュー麺みたいなのと考えれば良いのだろう。
スープは醤油がベースのようだからここの牛タン淡麗醤油ラーメンが800円だから700円もの価格上昇ということになる。
麺はまあ一般的というか可もなく不可もなしといったところでコレといった特徴はない。
こっちが注目のレア牛タンのようだ。
そしてこちらは炙り牛タンなのだが最初にこっちを食べたがよくある牛タンとの違いはあまりなくよくあるタイプだと思われる。
レア牛タンはスープで熱が通ると少しづつ色が変化するが食べてみると驚くほど柔らかく相当上質な牛たんであることはよくわかる。
それに比較して肝心のラーメンがレア牛タンに完全にパワー負けしてしまい、トッピングに完全に食われてしまっている。
もともと牛ベースの醤油スープは甘辛いような優しい味になりがちでこれに突出したレア牛タンに太刀打ちできるはずもなくラーメン本体の印象がまるで残らなかった。
スープも麺も悪くはないのだがどうにもレア牛タンのインパクトに霞んでしまったようでもうしわけないのだが、やはりラーメンにとって全体のバランスというのはかくも大事なのかと思い知らされた。
1500円という強気の値段をつけるのならこの凄いレア牛タンに負けないくらいの凄みの効いたラーメンを作らないとなかなか受け入れてもらえないような気もしないでもない。
いろいろ考えさせられた衝青天の限定ラーメンだった。