公式サイトにて夏限定の冷やしラーメンをやると聞いてやってきた。



店内に入ると女性スタッフに促されて奥のカウンター席に座った。
当然の如くこの夏季限定、貝出汁冷やしらーめんをお願いした。


しかしここのお店のパーティションが設けてあってコロナ対策も大変だろうなと同情してしまう。
ちょっと待ってからキタヨ!!もんごい亭 丹那本店の夏季限定・貝出汁冷やしらーめん790円。


スタッフの方に好みでこのすだちで味変をしてくださいと言われたのでとりあえずはこの素のままでいただくことにした。
冷たく〆た麺に冷たいスープだからこの麺のコシは想像できたがそれにしても歯を押し返すほどでこれだけでも冷たいラーメンの醍醐味を味わえる。



チャーシューはもんごいお得意の2種類肉でこれだけでも相当に味のバリエーションが増えるように感じられる。
さてこのラーメンのハイライトはなんといってもこの貝出汁スープだと思うがかなり面白い味になっているのだがややオイリー過ぎるように感じられもうちょっとライトに仕上げてくれたほうが好みだ。


そうは言ってもそれはこれまでのもんごいの冷たいラーメンシリーズがあまりにもハイレベルだったので個人的な期待が大きすぎたのも正直に認める。



そこですだちを意図的に箸で潰してそのエキスをスープに混ぜるとそのオイリーさも気にならなくなってきた。


やはり柑橘の酸味をこの手の冷製スープというのは相性が良いのだろう。
もうひとつのトッピング三つ葉もなかなか良いアシストをしており後半になっても食べ飽きることはない。


なんだかんだで文句をつけたがそれでも気がつけばスープまでちゃっかり完食してしまっていた。
たしかにここまで貝のダシで臭みを出さずに旨味を引っ張り出すのは大変なのだろうがこれまでの実績を考えればやや辛口評価にならざるを得ないと言うのがもんごいファンである自分の偽らざる気持ちだ。
そうはいいながら次の冷製ラーメンにも激しく期待してしまうのだろうと思わせてくれたもんごい亭 丹那本店の貝出汁冷やしらーめんだった。