ここに来たのは6年ぶりのようでその時正月だったせいもあり個人的にあまり良い記憶が残ってない。
ファミレスのようなゆったりした店内に通されて公式サイトに告知されていた期間限定の鶏がさねをお願いすることにした。
我馬の期間限定麺はどちらかというと当たり外れが大きいので今回のがどんなになっているのか興味津々だ。
ちょっと待ってからキタヨ!!我馬 広店の鶏がさね880円。
「全粒粉をブレンドした中細麺から香る小麦の風味」とあるがそれ以上に中加水麺としているのが特徴でコシより歯ざわりというか食感を優先させているのだろう。
スープはズバリ鶏白湯でこれにトンコツを混ぜてあるようだが、自分が学生だった頃の初期の天下一品のドロドロスープに似ていると思った。
チャーシューは豚と鶏の2種類で豚はやや強めの味付けに対してほとんど無味の鶏チャーシューという対比も面白い。
鶏とトンコツ以外にほんのり魚介も感じられこれがどういう構成なのかわからないが相当上質な鶏白湯スープであることだけはハッキリ理解できる。
あとはこれにネギとメンマだけというシンプルなトッピングながら非常によく計算されていてそれぞれがきっちり仕事をしてくれている。
ややドロっと粘度が高いので少しヌルく感じられるスープも激熱が苦手な自分にはむしろ好ましく思われた。
ここまでデキがいいと味変の必要はまったく感じられず何も足さずともこのまま完食へ突っ走ることができる。
それにしてもこのメンマの丁寧な仕上げぶりは目立たなく地味だがしっかりと歯ごたえを楽しませてくれて後半を盛り上がるのに一役買っている。
もうここまできたら一心不乱にスープまで余裕で完食。
これはちょっと凄い鶏白湯ラーメンをこんなファミレスみたいな店内で実感できてしまうなんてラーメンチェーン店も侮れないと思った我馬 広店の鶏がさねだった。
オススメ。