中華そば モリス
高校生の頃から通っているモリスに久しぶりにやってきた。


昔に比べればもちろんかなり値上がりしたがそれでもラーメンとしてはまだまだ安い部類に入るのだろう。


以前はなかったパーティションのあるカウンターに通されたがお水はセルフだ。
相変わらずカウンターにはコショウとお酢が置いてある。
以前は男性の大将がラーメンを作っていたが今はスタッフ全員女性になっている。
ちょっと待ってからキタヨ!!中華そば モリスの中華そば700円。
スープがなみなみと注いであって以前と全然変わらないルックスに何故か安心した(笑)
麺も昔から変わらないちょっとモサモサしているがムチッとした独特の食感で今となっては古めかしいのだろうがモリスはこれで良いのだ。



最近は煮干しラーメンが流行っているがモリスはもう何十年も前から煮干しスープ一本で勝負しているのが凄い。


チャーシューはこれも昔ながらのパサパサタイプだけどこれだけ歴史があるのでモリスのチャーシューとはこういうものだという説得力がある(笑)


メンマは細くてポリポリとした食感でなかなかに楽しいのも以前と同じだ。
気持ちだけ入っているネギとモヤシもトッピングとしてしっかりと機能している。


中盤に入ってきたのでここらでモリスのお約束のカウンターに置いてあるお酢で味変を試みる事にした。
最初はほんの少し入れて味を確認しながらもう少し入れて自分の好みの味になったところで完成だ。
以前はお酢は入れなかったが最近は歳をとってサッパリしたのが良いように感じるのが少しお酢をいれるようになってしまった。


さてこれでお酢をしっかり混ぜてかなり感じが変わったラーメンになるが基本になる煮干しがしっかりしているので大きく味が破綻することはない。



しみじみとウマいモリスのスープを堪能しながらゆっくりと完食してしまった。
昔から馴染んだ味なのでウマいマズいという判断は全くできない領域になってしまっているのだがこの懐かしい味がずっと続いていることに感謝の念すら覚えてしまう中華そば モリスの中華そばだった。