人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの9作目。
主人公ドミニクと苦楽を共にしてきたファミリーの絆を揺るがす新たな試練が描かれる。
ドミニク役のヴィン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらおなじみの面々が集結し、『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演したシャーリーズ・セロン、プロレスラーのジョン・シナらが共演。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』などシリーズ4作の監督を務めたジャスティン・リンがメガホンを取る。
レティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。
かつての宿敵サイファー(シャーリーズ・セロン)ともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。
彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう。
あのワイルドスピード最新作。
以前はもっとストイックにクルマの公道レースみたいな内容だったが年々変化して今や総合アクション巨編みたいになったが、それももう9作目らしいのでこのシリーズも市民権をガッチリと獲得したのだろう。
今回もクルマやバイクのアクションはてんこ盛りだが内容はランボーみたいになってますますドンパチ系仕掛けが大掛かりになっている。
劇中、東京で飯を食ってるシーンがあるが屋台のラーメンなのは、それだけ日本食の代表としてラーメンの認知度が世界的に上がっている証拠だろう。
作品には色んなクルマが出てくるが馴染みのあるのではホンダNSXやトヨタハチロク、GRスープラなど日本製スポーツカーは大活躍しているのはちょっと嬉しい。
ちょい役ではあるがカート・ラッセルが出ていてそれ相応の歳を取っていたが懐かしかった。
ストーリー的には要するに壮大な兄弟喧嘩なのだがまあ突っ込み所はたくさんあれど、そんな事は深く考えずにド派手なアクションを楽しむのが正しい見方だろう。
ラストにブルーのBNR34が出てくるがコレって亡くなったポールウォーカーもまだ仲間って意味だろう。
シリーズ全作観てる訳じゃないから意味がよく分からない箇所もしばしばあったが今回もかなり見応えある一本に仕上がっていたワイルド・スピード/ジェットブレイクだった。