グレイマンの名で呼ばれる、正体不明の工作員コート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)。
CIAからの仕事を請け負ってきた彼だったが、所属する組織の重要な機密を知ってしまったことから追われる立場になる。
[Netflix作品]マーク・グリーニーの小説「暗殺者グレイマン」シリーズを実写化したアクションサスペンス。
CIAの雇われ工作員が、所属組織の機密を知ったことから命を狙われる。
監督を務めるのは『アベンジャーズ』シリーズなどのアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ。
『ファースト・マン』などのライアン・ゴズリング、『gifted/ギフテッド』などのクリス・エヴァンス、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などのアナ・デ・アルマスのほか、ジェシカ・ヘンウィック、ワグネル・モウラ、ダヌーシュらが出演する。
最新のネットフリックス映画であのライアン・ゴズリング主演と言うことで観た。
タイトルのグレイマンとは「見えない存在」という意味で要はCIAのヒットマンと言うわけだ。
ネットフリックス映画史上最高額の制作費がかけられていると謳われている。
冒頭のアクションシーンは圧巻でついつい引き込まれてしまったがよく計算されていて凄いとしか言えない。
ドローンを多用しユニークな視点のた映像に学校で習いそうな挿入歌とかなかなかのセンスを感じられる。
展開は早くトントン拍子で話しが進んで行くのでついていく方は必死で観ていないとわからなくなるので大変だ。
悪役もキッチリ配置してあり演技力も迫力抜群でこれなら安心して観ていられる。
基本的に世界を股にかけるスパイものでどことなくあの007シリーズと被る部分も見受けられるがまあそれは仕方ないのだろう。
だけど007シリーズと武器の火力が全体にどデカいので銃撃戦が戦争並みの迫力になっててもはやランボー並みの内容にタマゲてしまった。
前半はクルマはどこのメーカーかわからんようなEVでコレってもしかして中国車ってことないよね?
後半にかけて畳み掛けるような怒涛の戦闘シーンの連続にそれこそ瞬きすら出来ない瞬間が続いて力が入って気がつくとカチカチになっていた。
悪役は徹底して卑劣でその仕草も堂に入っていてホントに憎らしくある意味素晴らしい事か映画を一層盛り上げている。
細かい事を言えばツッコミ所もありはするがそれでもソレを上回るだけの説得力はある。
ラストはどうなるかと気を揉んでいたがなかなかスカッとして胸のつかえが取れたようか気がしたグレイマンだった。
コレは掛け値なしに面白かった。