らをた広島

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Tinder詐欺師 恋愛は大金を生む

マッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」を通じて起こった実際の詐欺事件を追ったドキュメンタリー。
Tinderでマッチングした相手をだましていた詐欺師の被害に遭った女性たちが、詐欺師の素性を明らかにし、彼を法の裁きにかけるため戦う様子を追う。
Tinderを使って出会いを求めていた女性セシリーは、オンラインでは運命の相手になかなかめぐり会えないと感じ始めていた。

そんな矢先、サイモン・レビエフと名乗る、ハンサムな億万長者のプレイボーイとマッチし、運命的な出会いを果たす。
ダイヤモンドで財を築き、自家用ジェットで世界を飛び回るビジネスマンだというレビエフだったが、その正体は、ネットで出会った女性たちから大金をだまし取る詐欺師だった。


すべてを奪われたセシリーは報復を誓い、そんな彼女が起こした行動によって他の被害者の存在も明らかになる。
彼女たちが結託することで、今度はレビエフの運命を狂わせていく。
監督は、Netflixドキュメンタリーシリーズ「猫イジメに断固NO! 虐待動画の犯人を追え」のプロデューサーでもあるフェリシティ・モリス。
Netflixで2022年2月2日から配信。

ユーチューブでお笑い芸人ラランドが激推していたので観た。

ネットフリックスはこんなドキュメンタリーも作っているんかと興味津々だ。

一部は再現シーンがあるが基本的に実際の映像が使われていて当然ながらものすごくリアリティがある。

1人の詐欺師に騙された女性たちの話しだけど彼女らの話しがなかなかに面白くて直ぐにこの映画の世界に引きずり込まれた。

まあマッチングアプリなんてこの手の落とし穴はあるだろうし世界各地で多かれ少なかれ起こっているのだろう。

だけどその当事者が実際の被害を語るのは特に日本では珍しい。

しかもその被害者女性たちが結束して詐欺師を追い詰めていくという展開はドキュメンタリーにしては出来過ぎでこんなのはちょっと見たことない。

そもそも被害者女性も顔を晒す事になり実際にネットで被害者が叩かれたりするのは予想できる事でとてもじゃないがこんなリスキーな事は出来るもんじゃない。

この作品が何処までガチなのか調べたがホンモノのドキュメンタリーらしく全て実在の人物らしいが、だとしたらこの詐欺師は全世界に指名手配されたも同然で相当に追い詰められている事だろう。

結末は胸糞悪いけどコリャ下手な作り物の映画より遥かにやよく出来ているし色々考えさせられたTinder詐欺師 恋愛は大金を生むだった。