らをた広島

食べ歩きブログ

エージェントトリガー

「24-TWENTY FOUR」のブラッド・ターナー監督が贈るハードボイルド・スパイアクション。

記憶を失った元スパイの孤独な闘いを描く。

敵から拷問を受け、一部の記憶を失った米政府機関の元エージェント、ニコラス。

田舎で隠遁生活を送っていたある日、かつての上司イライアスが訪ねてくる。

連続スパイ暗殺事件を捜査中に拉致された彼の娘、モニカの救出を懇願されたニコラスは、スパイの世界に否応なく引きずり込まれる。

伝説のテレビドラマ「24-TWENTY FOUR」の監督の映画と知って期待して観た。

タイトルのエージェントトリガーは(銃の)引き金,(紛争などの)きっかけ,はずみ,誘因とかの意味でこの場合、きっかけかな?

主役はさしずめ一部記憶を失って退役したジャックバウアーみたいなもんか(笑)

24-TWENTY FOURの監督だからその役者を使うんじゃないかと予想したがやはりモリス・オブライエンのヒトが出ていてちょっと安心した(笑)

劇中に名門ベントレーの2ドアSUVが出てくるがとうとうベントレーSUV作るようになったか。

こうなるともうフェラーリマクラーレンまでもSUV作りそうだ。

ストーリーは比較的単純で一言で言えばリベンジものだが1時間20分しかない極端に短い上映時間なのであれよあれよと言う間に話しが進んでいく。

サビだけの曲みたいに要らない部分を極限まで削ぎ落として仕上げたような内容にこの監督の才能が滲み出ている。

エンドロールを除けばたった1時間ちょっとの上映時間でこのデキだったら本当に一瞬に感じられてしまった。

コレが映画館で公開されたのかはわからないがさすがにこんなに短いと入ってすぐ出るハメになったような気がしないでもないが有料配信専用映画ならこういうのは大歓迎だ。

もしかしたらコレからはこういう配信用の映画が増えるかも知れないがそれはそれで面白いと思う。

当然のように続編が出来そうだが個人的には強くソレを望みたい。

かなり楽しめたエージェントトリガーだった。