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ハート・オブ・ストーン

ワンダーウーマン」「レッド・ノーティス」のガル・ギャドットが世界屈指の敏腕スパイを演じるアクションエンタテインメント。

高い身体能力と天才的な頭脳を持ち合わせるレイチェル・ストーンは、イギリスの諜報機関MI6と世界平和のために活動する秘密組織チャーターという2つの組織を掛け持ちする超一流のエージェント。

ある時、彼女の仲間が謎の武装組織に殺されてしまう。
組織の目的は、世界中のシステムを操作できる「ハート」と呼ばれるシステムを手に入れること。
スマートフォンから航空機まで、あらゆる機械にアクセスできる「ハート」が悪用されれば、世界は多大な危機に陥る。

レイチェルは組織の足取りを追うが、その中で予想を超える事態と黒幕の存在を知る。

レイチェルの同僚のエージェント、パーカー役で「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェレミー・ドーナン、敵組織の一員でレイチェルと「ハート」をめぐってバトルを繰り広げるケヤ役を「RRR」「ブラフマーストラ」のアーリアー・バットが演じる。

監督は「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」「ワイルド・ローズ」のトム・ハーパー。
Netflixで2023年8月11日から配信。

ワンダーウーマンガル・ガドットは最近よく観る女優さんで今が旬と言うか売れっ子なのだろう。

そんなガル・ガドット主演の最新ネットフリックス映画。

内容はまさに女版007かミッション・インポシブルで冒頭から雪山を舞台に凄まじいまでのアクションが繰り広げられる。

ストーリーもなかなか凝っていて単純なドンパチの羅列にならないような工夫がされていてこの映画の世界に引きずり込まれる。

シチュエーションもまさにスパイ映画のそれでこの手のアクションもののリアリティはなんだかんだ言ってもハリウッドは抜きん出ている。

生意気な敵役でアーリアー・バットという女優さんが出ているがコレがあのRRRのシータ役だったなんて全然気が付かなかった。

インド系はアーリア人でその女優は特に民族衣装を着るとキレイだと言うがまさに思い知らされた感がある。

主役が女性だからと言うような演出は何もなくもはやこのまま男でもやれそうなど派手なアクションには驚かされる。

雪山→街中→上空→砂漠→アイスランドと物語の舞台は目まぐるしく変わりそれぞれで激しいアクションシーンが展開されて全然見飽きないしよくこれだけアレコレ考え付くと感心する。

後半にかけて残念ながらストーリーはかなりフツーにはなるが凄まじいバイクアクションで挽回してくれる。

ラストは思い切り予想できてしまい、やや尻すぼみ感は拭えないがそれでも続編が出来そうな雰囲気なのでぜひこのメンバーでまだまだ楽しませて欲しいと思ったハート・オブ・ストーンだった。