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ジャック・ライアン ファイナルシーズン

本作は、ベストセラー作家トム・クランシーが生み出したCIAのジャック・ライアンをジョン・クラシンスキーが演じる人気シリーズ。

シーズン1では中東のテロリストと戦い、シーズン2では南米武器密輸に絡む世界的陰謀を暴き、シーズン3では第三次世界大戦を目論むロシアの過激派と対決。

ファイナルシーズンでは、ジャック・ライアンがこれまでで最も危険なミッションに挑み、アメリカ内外を問わず敵に立ち向かう。 

主人公ジャック・ライアンをクラシンスキーが引き続き演じるほか、ライアンの元上司ジェームズ・グリーア役に『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のウェンデル・ピアース、これまでもライアンと共に戦ってきたCIAエージェントのマイク・ノーベンバー役にマイケル・ケリー、さらに、前シーズンでローマ支局長だったベティ・ガブリエルがCIA長官代理のエリザベス・ライト役として登場し、シーズン1でライアンの恋人だったキャシー・ミューラー役でアビー・コーニッシュが復帰。

また、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャと、『プレデターズ』のルイ・オザワが新たにキャストとして参加する。

とても楽しみにしていたアマゾンプライムのジャック・ライアンシリーズが遂にファイナルシーズンを迎える。

シーズン3はかなりのデキだっただけにこれで終わるなんて残念の極みだ。

今回もよく見ていないとわけがわからんようになるような複雑な話しに感じるのはそもそもCIAのような諜報機関がない日本ではこの手の話しに馴染みがないからだろう。

それにしても今回のシリーズも世界を股にしてあちこちの国が舞台になっているのはドラマと言うより長編映画を観ているかのようだ。

コレまでのシリーズに出てきたいわゆるレギュラー陣も総登場して物語を盛り上げる。

劇中にマツダCX-8がちょっとだけだが出てくるがマツダ車はあまりハリウッド映画やドラマには登場しないのでちょっと嬉しくなった。

コレまでのシーズンの比較して地味な展開だと心配していたらラストに向かって一気にど派手な銃撃戦になってくれて安心した(笑)

今回の悪役もガッツリ、キャラが立っていて憎たらしく演じていてコレはとても大事な要素だ。

全体にあのトゥエンティフォーシリーズを彷彿とさせる内容が多くて良いのだが何か物足りないと思ったらバックにアメリカ大統領が直接ついてくれたらと何度も思ってしまう(笑)

登場人物が多くアレコレややこしい決定をした割に終わりはお決まりの主人公が敵に捕らえられて拷問されコレを仲間が救いに行くと言う王道的な展開は、分かりきっていても見応えはじゅうぶんだ。

日本車に爆弾が仕掛けられていてそれがトヨタハイラックスでこれをギリギリで解除するとかまあ典型的な収め方をしているのはなかなか手堅い。

スカッとした終わり方で良いのだがそれだけにコレで終わりなんかにしないで続けて欲しいと強く思うジャック・ライアン ファイナルシーズンだった。