韓国映画「犯罪都市3」は代替不可の怪物刑事が新種の麻薬犯罪事件の黒幕と麻薬事件に関わる悪党を捕まえるために繰り広げる犯罪アクション作品。
日本の俳優、青木崇高が“リキ”役で登場する。
ベトナムの拉致殺害犯の検挙から7年、代替不可の怪物刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)は新たなチームメイトたちと共に殺人事件を捜査する。
マ・ソクトは調査中、新種の麻薬事件が相次いでいることを知り、捜査を拡大する。
一方、麻薬事件の黒幕チュ・ソンチョル(イ・ジュンヒョク)は規模を大きくし続け、薬を流通していた日本の組織やリキ(青木崇高)までが韓国に来ることに。
事件の規模はさらに拡大していくのだが…。
マ・ドンソク主演のアクション映画の第三弾にして最新作。
これ迄の2作が非常に面白かったので本作を期待して観ることになった(笑)
今回はどうやら日本のヤクザと関係がある作品のようで最初から日本語が飛び交う内容になっている。
これ迄の作品に増してコメディ要素が増えているようでなんだかんだで笑わせてくれる。
日本のヤクザの親分は國村隼でさすがに貫禄じゅうぶんでいい配役だと思う。
だけどこの作品のメインの悪役は青木崇高でこれは彼にとっては大きなチャンスになるかも知れない。
しかし日本人の設定の俳優なのに、どさくさでマトモな日本語が話せないのがいるのはどうなんだろう。
本作では悪徳警官も登場してストーリーは以前より複雑にはなっているがソレでもわかりやすくて単純だ。
アクションは相変わらずのど迫力でコレで本当にケガとかしていないなら不思議なくらいだ。
青木崇高と悪徳警官と悪役が入り乱れてどちらもそれほど目立たなくなってしまってちょっと残念だがソレでも青木崇高の存在感は際立っている。
やや物足りない所はあるが今回の下手なコント顔負けのコメディ色を増やした内容は観ていても飽きないし面白いと思う。
今回は出ないのかと思っていたらラストにお約束のあのキャストがしっかりと出てきてまだまだこのシリーズは続いて行きそうで楽しみな犯罪都市3だった。