らをた広島

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忌怪島/きかいじま

呪怨』シリーズや『犬鳴村』などの清水崇監督によるホラー。

とある島を訪れたVR研究チームに襲い掛かる恐怖を描く。

ヴィレヴァン!』シリーズなどのいながききよたかが清水監督と共同で脚本、『花筐/HANAGATAMI』などの山下康介が音楽を担当。

不可解な出来事の真相を追う主人公を『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』などの西畑大吾が演じ、『ピーチガール』などの山本美月、『コープスパーティー』シリーズなどの生駒里奈のほか、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、當真あみらが出演する。

脳科学者・片岡友彦西畑大吾)とVR研究チーム「シンセカイ」のメンバーは、現実世界とそっくりな仮想空間を作る研究のため、シャーマンがいる島で研究に勤しんでいた。

しかし、システムエラーやバグが突如出現することに加え、不審死が続くなど、不可解な出来事に次々と遭遇。

友彦は園田環(山本美月)と共に、島で相次ぐ怪異の真相を解き明かそうと奔走する。

今どき微妙なジャニタレ主演のホラー映画。

村シリーズは一応全部観たのでこの作品も楽しみにしていた。

きかいじまと言えばあの水曜どうでしょうでリヤカーで一周した鹿児島県の喜界島を連想してしまう。

その喜界島とは何の関係もないとクレジットされているので仮想の島と言うことなのだろう。

なにわ男子の西畑大吾が主役なのはまあ若い女性をターゲットにしたいからだろう。

ホラー映画ならばやっぱり観客を怖がらせてナンボだと思うが始まってから半分くらい過ぎても全くビビるようなシーンがないのが寂しい。

見どころを失って途中でちょっと寝てしまっていた(汗)

山本美月はファブルではどえらい大根演技が見ていられなかったが、以前とそれほど変わってはおらずホラーだとコレはちょっとキツい。

主役のジャニタレも似たようなものなので学芸会に毛が生えたような演技にやはりジャニオタ狙いの作品なのかも知れないと思うようになった。

演技は戦隊モノレベルでもホラーだから怖がらせてかれたら何も問題ないがアレやこれやで怖がらせようとしているのはわかるが結果として全く怖くないのは致命的だ。

夏になるとこの手のホラーに一定の需要があるのかも知れないがジャニタレ目当てじゃなくてホラー狙いで映画館に行ったとしたらこの内容はちょっと酷い。

ストーリーに横溝正史風の裏話がどうにも取ってつけた感がありありで、小説がベースのようだが企画段階から甘さがあるような気もする。

怖くないホラーは笑えない漫才と同じで退屈この上ない。

1時間48分とそれほど長くはない上映時間も延々とそれ以上に感じられ早く終わってくれと願ってしまった(笑)

途中から主役のジャニタレは混在感がなくなり実質山本美月が主演の作品になってしまうのも笑える。

コレからはジャニタレ主演の作品も激減する可能性がかなり高いだろからある意味貴重な作品になるかも知れない忌怪島/きかいじまだった。