らをた広島

食べ歩きブログ

牛首村

東京に暮らす女子高生の雨宮奏音(Koki,)は、心霊動画に映る自分にそっくりの女子高生を見つける。
その少女は牛の首のマスクを強引に付けさせられ、廃虚に閉じ込められようとしていた。
胸騒ぎを覚えた奏音は、動画が撮影された坪野鉱泉へ向かい、「牛首村」と呼ばれる村に残る風習の存在に凍りつく。

『犬鳴村』『樹海村』に続いて清水崇監督が心霊スポットをテーマに撮り上げる「恐怖の村」シリーズ第3弾で、モデルのKoki,の女優デビュー作となるホラー。
自分にそっくりの少女の動画を見たヒロインが、とある村の奇妙な風習にまつわる恐ろしい体験に巻き込まれる。

Koki,がヒロインと自分にうり二つの少女の二役を演じ、『イノセント15』などの萩原利久や『仮面ライダーゼロワン』シリーズなどの高橋文哉、『あの群青の向こうへ』などの芋生悠らが共演する。

『犬鳴村』『樹海村』も観たのでその3部作目たる牛首村も見ることにした。

キムタクの娘のKoki,が主演なのも話題になった。

Koki,の父親役はあのココリコ田中直樹で最近役者としての露出が増えているようだ。

肝心のKoki,だがよくある二世タレントの痛い演技かと思ったら演技はかなりしっかりしていてちゃんとしたホラー映画として成立している。

この手のホラーによくあるこれと言ってメジャーな俳優は松尾諭くらいで後はほとんど駆け出しの若手で固められている登竜門的な作品だ。

今回の映画の舞台は富山県ロードムービーみたいになってくるがこの手法なら幾らでも映画が作れてしまいそうだ。

ストーリーは何ていうかあってなきが如しと言うかペラペラに軽薄で単純と言うか非現実と言うかヒネリも何もない。

そういう映画だとわかると基本的にビックリさせる恐怖が主体だとわかってきて色んなギミックも怖くなくなってしまった。

暑い夏の夜に涼を求めてこの映画を観たのだが前半はまあまあ怖かったが中盤から後半にかけて段々不安になってきた。

全編に渡ってあらゆる意味でB級感満載でKoki,を映画出演させるための作品という意味合いが強い印象だ。

そんなKoki,のガンパリもあって後半は『犬鳴村』『樹海村』よりも随分とホラーとしてはマトモな仕上がりで話しの整合性はともかくそれなりに楽しめた。

出演者からして若い人向けの映画と思われるがこれからもホラー映画を作り続けて欲しいと思わせた牛首村だった。