らをた広島

食べ歩きブログ

茜霧島(霧島酒造)

あかね - 1
近所の酒量販店で見つけた茜霧島
あかね〜〜 - 1
税込み1480円だったのでプレミアムがついて3000円程度になっているらしいからこれはまあ安く入手デキたほうだろう。
あかね - 1 (1)
だが後日、他の普通のスーパーで定価(税込1269円)でドカッと売ってる現場を発見してしまった。
これがあるから油断はできない(笑)
あかね - 2
元々は年2回発売の数量限定品らしくムラサキマサリ+白麹仕込みの赤霧島に対してこの茜霧島はタマアカネ+黒麹仕込みの新しい芋焼酎という触れ込みだ。
あかね - 5
通常の芋焼酎はコガネセンガンという種類のさつまいもを使うことを思えば赤霧島・茜霧島は特殊な新世代芋焼酎ということなのだろう。
あかね〜 - 1
それにしても鮮烈と言うかド派手というか悪趣味と言うかお下劣と言うか完全に男性ではなく女性にターゲットを置いたようなパッケージにはやや面食らう。
あかね - 6
念入りにキャップまでこの色で統一されていてここまでやれば立派だ。
あかね - 4
原料のタマアカネは表面は黄土色をしているが芋を割ると含まれるカロテンによってオレンジ(茜)色をしており柑橘系の香りを持ちデンプン価はコガネセンガンやムラサキマサリより劣ると言われている新種のさつまいも。
あかね - 3
だからまだまだこれから研究が始まったばかりの種類の芋だそうでこの茜霧島が成功すれば雨後の筍のようにタマアカネを使った新種の芋焼酎がどんどんでてくることになるだろう。
あかね - 7
赤霧島との対比も非常に楽しみだしこの女性に媚びたような外観を纏っているその味に最初から興味津々だ。
あかね - 8
いつものようにコンビニで買ってきた氷でロックにして飲んでみた。
商品化まで9年かかったそうだがダデじゃなくハッキリ言ってこれはもはや芋焼酎に非ず。
恐ろしく洗練されており甘口の口当たりの滑らかさは驚愕に値する。
黒麹特有の力強さや香ばしさ辛さほろ苦さと言ったいわゆるクセのある部分は完全に払拭しあるのはその華やかさだけだ。
女性をターゲットにしているのがひしひしと伝わってくるし変な話「芋焼酎もここまで来たか!」よりも「芋焼酎とわからない新種の酒」レベルで思わず唸ってしまった。
だからするする飲めてあっという間に900ml瓶の半分以上がなくなっていた。
翌日自分が同じ酒量販店にさっそく出向いてバックアップにもう一本これを購入したことからこの茜霧島の旨さを推し量って欲しい。