
西区のらぁめん紺屋。
ここは基本メニューの他に定期的にスペシャルラーメンを提供している。


今回はたまたま一日限定の鶏しおラーメンが提供されると公式サイトで予告されたので知り合いとお店で待ち合わせして行ってきた。
「田辺さんの親鶏使用」とあるのだがナンノコッチャさっぱりわからん(笑)

さて入店して注文し待っているとキタヨ!らぁめん紺屋の限定鶏しおラーメン1050円。

麺は紺屋お得意のいつものやつでこれに変更はなさそうだ。


クコの実と思しき赤いのも気になるがこの夥しい野菜の山がこのラーメンのコンセプトを物語っているようだ。

チャーシューは親鳥らしく歯ごたえがあってまるで笠岡ラーメンの鶏チャーシューのようだ。


だけどこのラーメンの主役はあくまでもこの野菜でよく見ればカイワレにセロリ、玉ねぎにネギに他にもなんだかわからんような野菜まで入っていて収集がつかない。


それを受け止めるスープはおそらく意図的にやや塩分が多めでしっかりとした味付けになっておりわしわしと野菜を食べるのに向いているエスニック感を演出している。


変な話だがパクチーが入っていないのが意外なくらいのアジアの雰囲気があって、同行者は「ベトナムのフォーに似てる」と話しておられたが自分にはそのフォーがわからん。


相変わらずの無化調スープはガツンと来ない代わりに後半食べ飽きる事がないのでこのあたりは両刃の剣と言えなくもない。


一言で言えば「掴みどころのない味」というヤツで旨いのかどうなのかここまできてもまだ把握できていないのが悲しい。


あれこれ話ながら全部食べてしまったのだがお互いにこのラーメンをどう表現して良いのか言葉に困った。
正直自分はパクチーが苦手ではあるがこのラーメンに関してはパクチーを入れてもらった方が分かりやすかったかもしれん。
とにかく今までで最も不思議なラーメンであったことだけは断言できるが万人向けではないことだけは確かなようだ(笑)
やるなぁ〜らぁめん紺屋。