マツノ屋(中区堀川町)ラー油蕎麦
中区のマツノ屋。
この日はよっしーとやってきたのだが外から丸見えのシャレオツ店舗は最近よくあるが晒し者みたいでオッサン2人にはどうもね〜(笑)
メニューは外に大きく出されていて基本的に蕎麦屋さんなのだが何と言ってもここのウリはラー油蕎麦だ。
そもそも「ラー油蕎麦」というのは東京のそば処港屋という「蕎麦界の二郎」とも呼ばれる大人気店のメニューで全国にインスパイア店ができていると解釈すればわかりやすい。
このマツノ屋もその中のひとつなのだろう。
入店すると出迎えてくれるのは自動券売機。
メニューは通常の蕎麦屋だったら「もり」か「ざる」が筆頭にくると思うがここは「ラー油蕎麦」になっているところにこの店が何たるかをよく表している。
注文した時に茹でるのに6分かかりますと云われたのでそれなりに待たされてからきたよ!マツノ屋のラー油蕎麦750円。
なんとなく広島つけ麺の日本蕎麦版みたいなのだろうと想像していたのだが全然違った。
かなりの個性的なルックスに「ほほ~う」と見入ってしまうほどだ。
海苔とゴマとネギの下にはどうやら肉が敷き詰めてあって蕎麦と一緒にこれを食べるようになっている。
肝心の日本蕎麦だが通常のよくあるタイプよりかなり太く、これが今まの日本蕎麦では体験したことがないしっかりとした食感とジャンクでワイルドなインパクトを与えてくれる。
まずは蕎麦だけつけ汁に浸して食べてみたが確かにラー油由来の辛味を感じるがそれほど辛いわけじゃなく、かと言って広島つけ麺とはアプローチが異なるっているのがよくわかる。
今度は薬味ごと全部浸して食べてみたがなるほどこれは新しい麺類であることは間違いないが渾然一体となって相当に旨いのは間違いない。
この煮込んで甘辛くしっかり味付けされた肉が実の良いアシストになっているのは理解できるのだがやっぱりつけダレが普通と違ってなにか工夫があるのかこの箸が止まらない感覚はなんなのだろう。
ソバの量自体も普通より多めで大盛りにしないでもじゅうぶんに満腹感がある。
最初は750円で少し高いかと思ったがこの内容と量と満足度だったら思い切り納得できる。
今年の夏はすべからくラー油蕎麦を食べてみるべし!と声を大にして言いたいのだった。