らをた広島

食べ歩きブログ

熊本ツーリング

くま - 1
この夏のお盆休みに熊本市へバイク3台でツーリングで行ってきた。
狙いは「しない善より、する偽善」というワケでどこにどいう風に使われるのかはっきりしない「義援金」ではなく実際に熊本に足を運んで地元にカネを落とそうという魂胆のツーリングだ。
その道すがら偶然ではないのだが通りかかった益城町
くま - 2
新しい建物は影響すくなそうだったがこの手の日本家屋は大きな打撃を受けているようで、地震発生から4ヶ月経った今でも手付かずでそのまま放置されているようだ。
あまりにも失礼だと思ったので写真は撮らなかったが夥しい数の仮設住宅を目の当たりにした時に熊本地震の現実を突き付けられたような気がした。
くま - 3
熊本市内で呑んだ翌朝一番に熊本城にも行ってみた。
当然ながら入城する事はできないが周囲から見学は可能で駐車場(100円)にバイクを駐めてお堀の外から見ると聞いていたより被害は少ないように見える。
くま - 5
だけどよく見ると堀の中の建物のいくつかの屋根は変形し堀自体も少し壊れている部分がある。
くま - 4
更に奥に進むと表からは見えなかった堀が崩れている部分があって中の土砂が丸見えになってしまっている。
くま - 6
さらに駐車場から反対側はほぼ全壊で奇跡的に一本残った足場で崩れなかった建物と全国に紹介されたのはどうやらこれのようだ。
くま - 7
天守閣も近くまで寄れるのだが遠目には大丈夫そうだったが実際には瓦が全部落ちただけではなく屋根の内側まで壊れていることがわかる。
内部が雨風に晒されていることになるのでこれだと復旧にはかなりに年月がかかりそうだ。
熊本城は知名度といい熊本のシンボルのような存在なので、厳島神社が同様の被害にあったらと思うとその心痛を察するに余りある。
熊本市街地も一見なんの被害もないように見えるのだが水前寺公園前の鳥居や灯籠などが崩れてしまって撤去されたそうだ。
自分らが熊本に滞在した2日間、余震はまったく感じられなかったから地震は収束の方向に向かっているようだが熊本地震で亡くなられた方々の冥福と復興を願って止まない。