
やってきたのはおぐら本店。
完全な路地裏になるチキン南蛮の老舗店。


だからと言ってわかりにくい場所かというと表通りから少しだけ店舗が見えるので自分は簡単に発見できた。


入り口と出口が異なるようになっているのは行列ができた時のためなのだろう。
店内はけっこう広くテーブル席に2階席もあるようだが自分はなぜか喫煙可のカウンターに通された(笑)


当然のことながら迷うことなくチキン南蛮(ライス付き1010円)を注文したのだが同じ料金のチキン南蛮半分、ハンバーグ半分というビジネスセットもかなり魅力的ぢゃないの!!


と考えていたらあっという間にやってきたよ!おぐら本店のチキン南蛮。
このマッハな提供速度はある程度需要を予想して作り置きしていないとあり得合いだろ(笑)

それにしても凄まじいまでのタルタルソース。
聴く所によるとこの手のタルタルソースまみれのチキン南蛮の元祖だそうでそれならここまで「コレでもか!」のタルタルソースにも納得だ。

その分厚いチキン南蛮の後ろには昔懐かしいケチャップで炒められた「スパゲッティ」がたくさんあって自分らの年代には洋食とはこうじゃないとね(笑)


ご飯も山盛りで全体の量はかなりあって普通ならば大盛りにする必要はなさそうだ。

ナイフとフォークって久しぶりなのだがこのチキン南蛮自体はけっこう固くなかなか切れないほどだ。
宮崎に来ると時々鶏肉を食べるのだがどれもこれもけっこう硬いのでココでは別段肉の柔らかさはそれほど必要とされていないのかもしれない。


気を取り直して切り身にしてタルタルソースの海を泳がせてべったり纏わせて食べてみるとなるほどの旨さだ。
っていうか鶏肉よりタルタルソース優先の旨さと言った方が正解かも知れん。


嬉しいことにキャベツもこんもりしていてこちらも昔風のドレッシングがかかっている。


チキン南蛮と懐かしスパゲッティ、千切りキャベツとご飯のローテで最後まで飽きずに一気に食べきってしまった。
若干汁物が欲しい気もするがまあこれがチキン南蛮の流儀なら仕方がない。
それにしてもこれまでに食べたことがない程のチキン南蛮というよりタルタルソースに感激してしまったおぐら本店のチキン南蛮だった(笑)