
安佐南区のイオン広島祇園店のヨコにある麺屋たけまる。
ここは以前は確かりょう花という資本系のラーメン屋さんだったのだがお店が変わったようだ。


ネットで「麺屋たけまる」と検索すると東京に同名の店舗があってそこの支店のようでもあるが、東京店は閉店しているとの情報もあってどれが正しいのかよくわからない。
「鹿児島産の若鶏をトロトロになるまで炊いた濃厚鶏白湯スープを使用したらーめん店。」


まあなんのせよここは鶏白湯ラーメンがメインのお店と考えれば良いのだろう。
お店の前とヨコにはじゅうぶんな数の駐車場があるが休日とかは混雑するのだろう。


店内に入ると出迎えてくれるのは自動券売機。
「鶏骨醤油らーめん」「煮干し鶏らーめん」「鶏白湯らーめん」「濃厚鶏辛味噌らーめん」のあってそれぞれにコッテリアッサリがあるようだ。
どれにするか悩んだが鶏のベーシックなスープで試してみたかったので敢えて白湯系ではなく清湯スープで攻めてみることにした。


りょう花の完全居抜きのようで内部はまったく同様で代わり映えしないが厨房には男性が2人、ホールに女性1人の3人体制のようだ。

あまり待たされないでキタヨ!麺屋たけまるのにぼし鶏らーめん(あっさり)760円。


白濁することなく澄んだ清湯スープに最初は背脂が浮いているのかと思ったがこれはみじん切りされた玉ねぎ。
最近時々見かけるが特に新玉ねぎのこの季節には辛味が効いてなかなかええですわい。

麺はやや細めのストレート。
取り立てて麺指定はしなかったがしっかりアルデンテに茹でられており歯ごたえがあって嬉しい。


「カタクチイワシの煮干しと昆布でとった出汁とスープを合わせた」ようだがこれが確かに煮干しがガツンとくるね〜。

チャーシューまで鶏でしっかり炙ってあるので香ばしくコリコリして相当手が入っているのがよくわかる。
しかも気前良く4枚もどどーんと入っているのがええじゃないの!


海苔も普通は1枚だと思うがなぜか2枚入りだし全体に気風の良さがラーメンに現れているようだ。


おそらくは清湯と白湯と両方スープを用意してコッテリとアッサリでこれらを使い分けているのかもしれないが清湯のデキがこれほどなら白湯も期待してしまうわな。


ただ「アッサリ」の割にはややオイリーなこの清湯スープは後半になるとややしんどくなってくるのも事実でコッテリを標榜するラーメンならこれで構わないと思うが、あくまでもアッサリだったらもう少しライトに仕上げた方がこの煮干しがもっと際立つと感じてしまった。