らをた広島

食べ歩きブログ

しあわせのパン


今年の日本映画。
原田知世主演。
共演はあの大泉洋
原田知世ってもうかなりの年齢だと思うがいつまでも若いのぅ~。
北海道のドイナカの湖畔でパンを焼き喫茶店、ペンションを営む夫婦。
店に訪れる客たちの繰り広げるたんたんとした物語。
季節ごとにオムニバス形式に失恋したOL、親が離婚した子ども、訳あり老夫婦などなどハードウォーミングショートストーリーが続き最終的に主人公たちの物語へとつながっていく。
大泉洋はいつものお笑い系の役どころじゃく真面目な青年であまりしゃべらないくらいだ。
こんな役ならわざわざ北海道のスーパースター、リアクションの帝王と言われる彼を起用しなくても良かったんじゃないかな?
それにしてもこの映画の脚本がどのストーリーもまとめきれずなんだか中途半端な印象な拭えない。
調べてみたらこの映画、脚本・監督が三島有紀子という人で大学卒業後、NHKに入局。
NHKスペシャル』『トップランナー』など、“人生で突然ふりかかる出来事から受ける、心の痛みと再生”をテーマに一貫して市井を生きる人々のドキュメンタリー作品を監督。
「映画を撮りたい」という思いからフリーランスになって以降は、映画の脚本執筆やテレビドラマの演出などを中心に手がけ、『刺青~匂ひ月のごとく~』で劇映画監督デビュー。
映画『しあわせのパン』(主演・原田知世/大泉洋)ではオリジナル脚本で初の長編映画監督を努める。
小説『しあわせのパン』(ポプラ社)は初の小説執筆作品となり巻末に掲載されている絵本『月とマーニ』の文も執筆している。
かなり才能があるのはわかるがまだまだこれからなのかもしれない。
映画は2時間程度の尺詰め込まなきゃならんからなかなか大変なのはわかるがドキュメンタリーであれテレビドラマであれ小説であれ「何が伝えたいのか」が観てる側にわかるようでないと結局はつまらないと言う感想に結びついてしまうんじゃなかろうか?