眉月じゅんのベストセラーコミックを原作にしたラブストーリー。ファミレスの店長の男と、彼に心を奪われた女子高校生が織り成す恋模様をつづる。
『渇き。』『溺れるナイフ』などの小松菜奈、『探偵はBARにいる』シリーズや『アイアムアヒーロー』などの大泉洋が主演を務める。
28歳という年齢の差がありながらも心を通わせていく主人公たちの姿を繊細に描く。
放心状態でファミレスに入った彼女は、店長の近藤正己(大泉洋)から優しい言葉を掛けてもらったことがきっかけで、この店でアルバイトを始めることにする。
バツイチ子持ちである上に28歳も年上だと知りながらも、彼女は近藤に心惹(ひ)かれていく。
日増しに大きくなる思いを抑え切れなくなったあきらは、ついに近藤に自分の気持ちを伝える。
年の差恋愛なんて自分らのようなおっさんには夢物語だがそういう現実にはあり得ないニーズに沿ってるのかも知れない。
元々はマンガでアニメになり実写化したのがこの映画と言うことらしい。
映画化にあたりかなり端折ったのは何となくわかるけど大泉洋の存在感はさすがだ。
今をときめく清野菜名が高校生に見えない脇役なのが色んな意味で惜しい。
すっかりオッサン役になった大泉洋にもビビったが同じTEAM NACSの「シゲ」こと戸次重幸が結構重要な役で出てくるのは笑えた。
年の差恋愛なんて自分らのようなおっさんには夢物語だがそういう現実にはあり得ないニーズに沿ってるのかも知れない。
もっとドロドロした展開も期待したが流石に清く正しく美しくの清々しいラストに心が洗われたような気がした佳作だったように思う。
しかし今や大泉洋は固いヒットメーカーみたいな役者さんになったんだと実感した。