らをた広島

食べ歩きブログ

カーズ2


DVDでみた。
ピクサーの最新アニメーション映画。
ピクサーの作品は画質も内容も良質なのが多いから個人的には楽しみにしている。
しかしCGアニメーションの映像は更に綺麗になりカーズにでてくるクルマのボディの映り込みなども質感高くマニアックに仕上げてある。
時代を反映してガソリンの代替燃料がこの映画の話のベースになってる。
しかも物語最終的の舞台は日本でBGMはパフュームだ。
日本の特殊な電子化されたトイレを揶揄するシーンにゃかなり笑えた。
現実には有り得ないがハコの耐久レース用プロトタイプカーやラリーカー、あげくにフォーミュラカーがごちゃごちゃにしかもダートのあるサーキット市街地コースを走りまくる(笑)
このレースの話しとレースに関わる陰謀のお話だ。
最初のカーズは主人公の成長の過程を描く夢のある物語だったが今回のカーズ2はどことなく話しを膨らませすぎてサスペンス仕立てになっておりそもそものコンセプトを変えてしまったようだ。
残念ながらそのことが今回のカーズ2の焦点をぼやけさせややつまらなくさせてしまっている。
ピクサーの作品は当然子供向けの色彩が強いから希望と示唆に富んでおりむしろ一緒に見ている大人が心底教えられ心洗われるのが最大の特徴のはず。
でもこのカーズ2は企画の段階でいろいろ欲張りすぎてトッチラかってしまったようだ。
それもまあピクサー作品としては、との枕言葉がつくが前回のトイストーリー3と言い続編づいているピクサーの作品レベルがここ最近下降線なのがちょっと気になると言えば気になるカーズ2だった。