フィリップスシェーバー センソタッチ3D RQ1251CC
フィリップスシェーバー センソタッチ3D RQ1251CC。
フィリップス社のシェーバー。
シェーバーと言えばおそらくドイツのブラウンと日本のパナソニックが2強じゃないのかな?
いや、この2社で73%っていうからほぼ独占って言ってもいいだろう。
でもそれはあくまでも日本でのハナシ。
世界的に見ればオランダのフィリップス社のシェーバーがなんとシェアナンバーワン。
それはなぜかっていうとこのフィリップス独自の肌に優しい回転式の刃に尽きる。
実は自分も以前はブラウンシェーバーのユーザーだった。
あの「ビーン、ジョリジョリ!」ってデカい音を立てていかにも深剃りしてますよって雰囲気が大好きで学生時代からずっと愛用していたものだった。
ブラウンは確かに深剃りが効くのだけど剃り残しがけっこうあってあれが気になり出すと一日中気になってしまうのが欠点だった。
それに使ってる最中に剃った毛がこぼれてきたり刃の油差しや交換などメンテナンスが意外に多いのもなんとなく面倒だって思ってはいたがこんなものかと諦めていたのだった。
だけど実は自分のオヤジがカミソリ負けするって理由でフィリップスシェーバーのユーザだった。
たまたまある日仕方なしではあるがオヤジのフィリップスシェーバーを使う機会を得た。
第一印象はとにかく静か。
駆動音もだけど剃ってる時の「ジョリジョリ」も言わない。
コレほんまに剃れてるんかいな?って不安になるくらい。
だけど実際にはブラウンと変わらないくらい剃れてる。
確認して見たら剃り残しがほとんどない、イヤ全然無い。
これは凄いな。
びっくりして取説よんだら肌に軽くあててシェーバーをゆっくり回転させるようにして使用するって書いてある。
なるほど~そういうことか。
自分はそんなにカミソリ負けしないが確かにブラウンでは時々出血していたものだったがこのフィリップスでは皆無だ。
オマケに構造上刃を研ぎながら回転させているのでキレ味が落ちるってこともないそうだ。
いいことずくめのようなフィリップス社のシェーバーだがモチロン欠点もある。
ブラウンに比較してであるが深剃り度がわずかに劣るコトと剃るのに時間がかかるコトだ。
これは回転式の限界なのかもしれないが剃ったあとの肌の感触はやっぱりブラウンには敵わない。
だけどこれは自分の場合はあまりヒゲ濃くないので実際にはそんなに気にならないがイブニングシャドーになるようなタイプのヒゲの人にはちょっと厳しいかも知れない。
それと時間がかかるのも自分は洗面所ではなくテレビを見ながらダラダラゆっくりとやるのでむしろヒゲが飛び散らないフィリップスのほうが有り難い。
それと最近のどのシェーバーにもオプションで付属してくる自動洗浄器だがこのRQ1251CCにもついてくる。
コイツがさすがによくできている。
せっかくだから動画にしてみた。
自分はコレを購入して1ヶ月使用してみたが相当なモンだ。
実は以前にも自動洗浄器付きフィリップス社のシェーバーを使っていたのだがこれの洗浄器がイマイチで特に洗浄液が減ってきてからセンサーが誤作動することが多く肝心の洗浄がちゃんとできていないことがままあった。
これが今回はかなりカイゼンされておりかなり洗浄液が少なくなってもきっちり水面に追従し洗浄してくれている。
ただちょっと気になったのはコストの関係なのか旅行用に持ち運ぶケースが以前のタイプじゃこんな感じのきっちりとしたハードケースだったのだが今回の新型はソフトケースのに付属となっているのは残念としか言いようがない。
それとまあ当然かも知れないが旧型と新型は自動洗浄器に互換性がないので古いセンソタッチを新しい洗浄器で洗浄することは不可能なのもちょっとね・・・(笑)
今回はアマゾンで購入したのだが洗浄器付きで値段も1万4~5千円とそんなに高くもないし少なくとも4~5年は問題なく使えることを考えればじゅうぶんなコストパフォーマンスと考える。
バイクに乗らない日はあってもシェーバーを使わない日はないのでシェーバーをどうするかって問題は実に難しいと言える。
おそらく先入観がかなりあると思うのでシェーバーを使い慣れないメーカーに変更するのは相当に勇気が必要だと思うがフィリップスって選択も悪くはないと思う。
実際使ってみて好き嫌いはどうしても分かれてしまうと思うが・・・(笑)