いか本家 いそ浜別館(佐賀県唐津市呼子町)いか活造り定食
ココは佐賀県唐津市呼子町。
呼子と言えばやっぱりイカである。
呼子の車同士の離合困難な狭い市街地を抜けその先に突然どどーんと現れる御殿のような建物がいか本家 いそ浜別館である。
ハッキリ言って高速道路サービスエリア並みの駐車場規模がある。
観光バスでも余裕で何台も駐車できそうだ。
おまけにこの大型施設の前には船がそのままはいってこれるようになっている。
港ごと買ったのかな?
狙いは当然の事ながらイカ。
店の入り口にある生け簀に大型のイカが悠然と泳いでいる。
この日はまだ11時過ぎながら大きな店内は7割方埋まっている。
従業員の数もざっと見ただけで20人以上はいるようだ。
地元の高校生らしき緊急のバイトのような若者がかなりいるのがわかる。
だからなのかお冷やがなかなかでてこないのでこっちから催促すると言ったような状態。
夏休みのお盆はハイシーズンなのだろう。
かなり忙しそうだ。
どどーんときたよ!
いか本家 いそ浜別館のいか活造り定食2625円!!
このイカはもちろん3人前。
この生きたままのイカを店員さんがハサミを使って足を切ってぐにぐに動いてる状態のまま醬油に浸して食べるのだがまあ新鮮って意味では確かに新鮮ではあるがやっぱりどうにもグロい。
「進撃の巨人」にでてくるアホの巨人になった気がするのであんまり嬉しくなかったが九州特有の甘口濃厚醤油はイカによく合うと思った。
だけどやっぱり瀬戸内に住んでいてしかも釣りなんぞやっていると新鮮な魚介類なんてよく食べるのでこのイカの活け造りは正直それほど孤高の領域に達しているとは思えなかった。
イカの活け造りの他にこんな料理がついてくる。
ご飯はおかわり自由だ。
酢に浸して食べるイカ焼売も面白いが初めて食べたメカブの味噌汁は鮮烈でご飯よりもこっちをおかわり自由にしてほしいくらいだった。
ゲソとアタマの部分は天ぷらにしてもらった。
これは強烈にイカの旨みが引き立つ調理法といえるんじゃないかな?
言っちゃ悪いが全部天ぷらの方がより高級感がでると思う。
ただこの天ぷらのデキが良すぎてビール無しで食べるのは少々キツいことも確かでそれが唯一の欠点と言えば欠点かな。
全体にホスピタリティはお世辞にも良いとは言えず素人接客が目に付くがイカの良さだけは認めざるを得ないと思った。