らをた広島

食べ歩きブログ

木鶏製麺所(安佐南区)馬肉ラーメン

とり1
安佐南区木鶏製麺所
どうやら最近できたラーメン屋さんらしい。
とりき04とりき05
幹線道路沿いにあって比較的わかりやすい立地と言えるだろう。
このあたりが不案内でもそんなに迷わず見つけることが可能だ。
とりき01とりき06
わかりにくいのは駐車場だ。
お店のまえに説明書きがあるのだがこんなクルマがばんばん流れているとこに駐めてこれを読むコトなんて不可能だし例え読めても意味がわからない。
とりき21とりき22
結局お店に電話して案内してもらったがそれでもわかりにくいしそこまでの道は狭いし駐車場は激しいダートだし・・・・
諸事情があるのだろうがこれはなんとかして欲しいかな。
とりき02とりき03
自家製麺に馬の骨から摂ったスープってのがここのウリなんだと思われるが呉冷麺もやっておられるようで方向性がイマイチわかりにくい。
とりき20
「熊本直送 馬骨と老鶏がらを36時間炊きあげたやさしい味わい」「甘辛く味付けした馬肉をトッピング」「馬肉ラーメン」「こだわりの自家製麺」なる宣伝文句が並ぶ。
これだけで期待に胸が高鳴ってしまう(笑)
とりき09とりき11
お店の中心が厨房でそれをぐるっと囲むようにカウンター席が配置されている。
新しい店って感じがひしひしと伝わってくるがかなり若い大将がひとりで切り盛りされているようだ。
とりき08とりき07
ラーメン、味噌ラーメン、馬肉ラーメン、呉冷麺というバリエーションになっているようだ。メニュー裏面には各トッピングの細かい増減量が可能のようだ。
オススメ印の書いてある馬肉ラーメンと呉冷麺をお願いした。
とりき10とりき12
手造りキムチが食べ放題だ。
実際少し食べてみるとかなり旨い。
腹減っているからとがんがん食べていると辛さで味覚が麻痺しそうだから注意が必要だ。
他にも各種辛味調味料が豊富で好みにカスタマイズする余地が残してあるのだろう。
とり2
馬肉ラーメン680円。
これが馬骨と鶏ガラのスープかぁ~。
優しい味っていうかつかみ所のないような味ではある。
とり5
自家製麺
非常に注目しすぎたのか普通の麺だった。
言われなければ自家製麺と気付かないヒトも多いんじゃなかろうか?
とりき14とりき19
馬肉トッピングもまあ悪くはないがどっちかというとマトンのよう。
硬いだけじゃなく味もちょっと薄い。
かと言って醬油の味も感じない不思議なラーメンではあった。
唐辛子が少し入っていてこれがアクセントになっているのが辛うじて救いだったかもしれない。
とり3
呉冷麺700円。
とりき13とりき15
実はこれとっとも大きな皿で提供される。
写真にすると少なく見えるが実際はけっこうな量がある。
とり4
こちらは自家製麺の強みを遺憾なく発揮して強力なコシを実現している。
この麺はかなりのもんだ。
思わず唸ってしまった。
とりき16とりき17
トッピングも丁寧な仕事ぶりが印象的で悪くない。
だけど惜しむらくはスープっていうかタレの酢が喉を刺すような刺激を持ってる。
まるで昔のミツカン「酢」のようなそんな化学合成系のイヤらしい刺激といえばわかるだろうか?
最初はソレをパンチがあるタレだと思っていたのだが後半になると完全にこの「酢」の刺激は不快になってきて食べるのがしんどくなってくる。
これはかなりもったいないと思う。
とりき18
個性的であろうとして面白いメニューで勝負しておられるのはよくわかる。
だけど今回の2品に関してはちょっとツメが甘いように感じられた。
自家製麺+馬骨ラーメンってだけで相当にインパクトはある。
そもそも馬骨スープなんて過去にわざわざ熊本まで遠征して食ったくらいだからラヲタにしてみれば相当な求心力あると思う。
できたらこちらに注力された方がよりお店のコンセプトが万人にわかりやすくなるんじゃないかな。