『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などのトム・ホランドを主演に迎えたヒーローアクション。
血気盛んなスパイダーマンが、突然出現した怪物に戦いを挑む姿を活写する。
アイアンマンとして数々のマーベル作品に出演してきたロバート・ダウニー・Jrや、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンらが共演。
新人ヒーローの成長ぶりに目を見張る。
15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。
まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。
スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し……。
スパイダーマンシリーズとだけわかっていたが詳しくは知らないで観た。
自分が子供の頃、テレビでアメリカの吹き替えアニメでよく観ていた。
その後観た実写版スパイダーマンシリーズとは全然違っていてアベンジャーズとの関わりが前提の新シリーズのようだ。
それもスパイダーマンがまだヒーロー初心者でその成長をテーマにしてるのが新鮮だった。
かつてバッドマンを演じたマイケル・キートンがスパイダーマンの悪役なんてどことなく出来すぎの感もあるがさすがの存在感で申し分ない。
ちょっと気になったのは中国に気を遣っているような配役が垣間見えてこの頃のハリウッドは本当に中国に蝕まれていた事がよくわかる。
映画の性質上CGまみれなのだがその質がかなり高くてリアリティが凄い。
ストーリーはまあこの手の作品に求めるのは酷だと思うがそれなりに楽しめる。
後半の格闘シーンも相当気合が入っていていわゆるハラハラ・ドキドキさせてくれるが展開は読めてしまうのがアレではあるがこういうオチもこれからのシリーズ化を狙うならアリだろう。
個人的にはやっぱり最初に実写化されたスパイダーマンが好きだと思った。