児童文学「ドリトル先生」シリーズを、『アイアンマン』シリーズなどのロバート・ダウニー・Jrら出演で映画化。
ドリトル先生が、動物たちと共に冒険に繰り出す。
アントニオ・バンデラス、マイケル・シーン、ジム・ブロードベントが共演するほか、動物のボイスキャストをエマ・トンプソン、ラミ・マレックをはじめ、トム・ホランド、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・シナらが担当する。
腕のいい医師で、動物と会話ができるドリトル先生(ロバート・ダウニー・Jr)は、さまざまな動物たちと大自然の中で暮らしていた。
ある日、女王が重病だと聞いた彼は、女王を救える唯一の治療法を知るために、助手のスタビンズ少年をはじめ、オウム、ゴリラ、アヒルたちと一緒に伝説の島へ旅立つ。
新型コロナウイルス(武漢肺炎)騒動の影響で公開が3ヶ月も遅れてしまった新作がやっと公開になった。
昔エディマーフィー主演で映画化されたリメイクなんかな？
ストーリーは単純明快でわかりやすくとんとん拍子に進んでいく。
そこここに笑いが仕掛けてあって何度も笑わせてくれる。
悪役ですら愛敬があってカネをかけて本気で作ったお子ちゃま向け映画というやつか。
とにかく精巧に作り込まれた喋る動物のCGがこの映画最大の見どころなのだがもはや本物にしか見えないクオリティだ。
日本語字幕で見たが言葉を発する口の動きまで感心するほど連動している。
まあ虫まで話すから半分アニメの世界に入り込んでしまっているがトータルとしてのデキは悪くないどころかすっかり魅了されてしもたがな。
はっきり言ってこのバカバカしさに付き合うことができたら大人でもじゅうぶん楽しめるエンターテインメント性の高い一本だと思った。
