公式サイトで数量限定で特選すきやき重をやると聞いてやってきた。
「特撰すきやき重」には、1.8mmの薄さにスライスしたサーロインの生肉120gを使用しています。
注文が入ると、牛丼の具をグツグツ煮込んでいる肉鍋からよそったたれでサーロインをさっと柔らかく香り高く煮上げ、ご飯の上に盛り付けた後に吉野家特製・すきやきのたれを回しかけます。
肉汁とタレがキラキラ輝くサーロインを頬ばると、とろけるように柔らかく、サーロイン特有の牛肉のしっかりとした旨味が口の中いっぱいに広がります。
サーロインのすきやきをどのように食べすすめるかもお楽しみください。
サーロインのすきやきの下には肉汁とたれが染みたご飯がありますし、お重の横には玉子をはじめとしたセットメニューもあります。玉子は、セパレーターで取り出した黄身をサーロインの上にのせて黄身を崩しながら肉と絡めて食べたり、器の中で溶いた玉子にサーロインをくぐらせたり。
通常のメニューよりも時間がかかると最初にスタッフに聞かされていたが確かにけっこう時間がかかったよ!特選すきやき重860円。
主役は紛れもなくこの120グラムのサーロインで柔らかくて期待を裏切らない。
これだけでもずっと食べていられると確信してしまったほどだ(笑)
生玉子をどうしようか悩んだが黄身だけ取り出すのが面倒になってしまったのでそのまま溶いてぶっかけてしまった。
その理由は思っていたよりツユが多くかけてあって重箱の角に溜まっているくらいだ。
ご飯がつゆだくなんだったら玉子を全部入れてぐちゃぐちゃにするほうが好みだと思った。
予想通り全体が馴染んでむしろ食べやすく感じたほどだ。
ただ、そうなると当然ながら箸では食べにくくなったのでテーブルに置いてあったスプーンを取り出して攻撃再開。
一緒に紅ショウガも投下して更に好みに変身してくれた。
渾然一体となった特選すきやき重はもはや文句のつけどころがないのだが唯一この重箱ってやつはつくづく食べづらいってことだけは再確認できた。
ただ肉は申し分ないがご飯の量は見た目ほど多くはないので大食いを期待していると肩透かしを食う。
これだけの内容で860円はどう逆立ちしても安いと言わざるを得ないのだがニュースなどでは発売2日でもう売り切れになっている店舗があるらしいが吉野家は今回のは需要調査の試験販売の意味でもあるんだろうか。
ぜひ通常メニューに加えてほしいと切に願ったのだった。