中島美嘉の代表曲の一つ「雪の華」からインスパイアされたラブロマンス。
東京とフィンランドを舞台に、余命わずかの女性と青年の恋が描かれる。
『HiGH&LOW』シリーズなどの登坂広臣、『ニセコイ』などの中条あやみが出演するほか、『モンスター』などの高岡早紀、『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』などの浜野謙太、『ハッピーフライト』などの田辺誠一らが共演した。
幼少期から病気を抱え、余命を宣告された美雪(中条あやみ)は、幸せになれないと考えていたが、最期の日が来る前にフィンランドでオーロラを見るという目標を持っていた。
ある日、ひったくりに遭って動けなくなってしまった彼女にガラス工芸家を目指す青年・悠輔(登坂広臣)が声を掛けてくる。
それを機に彼との交流が始まり、真っすぐな性格に心惹(ひ)かれていく美雪。
やがて悠輔の働く店が経営難に陥っているのを知った美雪は、100万円の援助と引き換えに1か月だけ交際してほしいと彼に持ち掛ける。
この手の恋愛モノはなんとなく嫌いじゃないので観た。
主演である中条あやみが作品の良し悪しをほとんど決めてしまうような作品。
ストーリーはよくあると言うかありふれているがまあこういうのはお約束だから良しとしよう。
何か忘れたがドラマで観たときの中条あやみの演技は悲惨で耐え難いもんがあったがこの映画では上手いとは言えないがストーリーに支障をきたすほど気にはならなかった。
画面には非常に気が遣われているようどキレイで美しいがストーリーは途中からまるで「ままごと」のような展開でウンザリしてしまった。
ラストはお涙頂戴のつもりなんだろうが結局アクビで涙出たというやりきれない内容だった。
付き合いはじめの中学生カップルくらいにしか需要がなさそうな中身の薄い映画に疲れた雪の華だった。