久しぶりに手に入れた月の中。
焼酎名:月の中(つきんなか)
度数:25度
原材料:地元宮崎県産サツマイモ(黄金千貫)、タイ米、米麹
麹:白麹
製造元:岩倉酒造場



「月の中」は宮崎県西都市の焼酎。
家族経営の小さな蔵だが、少量生産、高品質の焼酎を造り続けている。
原料の芋の新鮮さにこだわり、仕込みから瓶詰めまで家族四人で手を抜かず行っている。
ちなみに「月の中」という銘柄は西都市の月中(げっちゅう)という地区に由来するそうだ。
最近は比較的入手しやすくなったが、焼酎ブームの頃は、少しプレミア価格で売られたりもしていた。
2018年現在は、ブームは少し落ち着いているので、特約店に行けば適正な価格で買える。
ロックで呑んでみたがやっぱりこの焼酎は別格だ。
大抵の場合、癖があってイモイモしいいわゆる「臭い」タイプとあっさりして飲みやすいタイプに分かれると思うのだがこの月の中はナントその両方を持っている稀有な存在だ。
相当イモイモしいのにとってもあっさりしているという摩訶不思議なその味わいはやっぱりこの月の中じゃないと体感できない。
値段も3000円少々とそれほど高くはないのだが少量生産が故にそれこそなかなか入手できないのが最大の欠点だが、この品質のためには仕方がないのかもしれない。
まさに痛し痒しの心境になった(涙)