らをた広島

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海獣の子供

 

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「リトル・フォレスト」などで知られる五十嵐大介のコミックを、『鉄コン筋クリート』などのSTUDIO4°Cの制作でアニメ映画化。

居場所がない14歳の少女と不思議な兄弟の交流を描く。

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声の出演に『うさぎドロップ』などの芦田愛菜をはじめ、石橋陽彩、浦上晟周稲垣吾郎らが集結。

監督を『宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)』などの渡辺歩、音楽を久石譲が担当している。

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自分の気持ちをうまく言葉にできない中学生の琉花は、夏休みの初日に部活でトラブルを起こし、居場所がなくなってしまう。

彼女が父親が働く水族館を訪ねると、ジュゴンに育てられたという不思議な少年・海とその兄・空と出会い、彼らを通じて見たことのない世界に触れる。

同じころ、海の生き物たちが日本へ移動し始めるなど、地球上でさまざまな異変が始まる。

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個人的にちょっと楽しみにしていたアニメ映画。

なにせ音楽があの久石譲、それに原作に惚れ込んでいた米津玄師が本作のために自身初の映画主題歌となる「海の幽霊」を書き下ろしたと聞けば見逃せない。

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昨今の作品に漏れずとにかくアニメーションは驚くほど美しいし圧倒的とも言える表現力にはジャパニメーションここにありと胸を張りたい気分だった。

それに対して人物はオーソドックスと言うか昔風の手書きアニメに見える対比が見事でどこまでがCGなのか区別がつかない。

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それとこの手の作品でネガとなるのがいわゆる客寄せパンダ的なタレントが声優をやることだが、ことこの作品に関しては主演の芦田愛菜をはじめ全然気にならなかった。

海獣とは要は海に住む哺乳類のことを指すようだがその子供たちを描いた映画と言うことらしい。

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ストーリーはアニメだとたかをくくっていたら独特で不思議な世界観でわかりにくい。

子供が主役の作品なのにもはや子供向けとは言えないだろう。

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後半はやや抽象画のような表現が多くなり自分のような貧弱な感性には崇高すぎるのかしまいには完全に置いてけぼりだった。

映像美は認めるが結局何が言いたいのか理解できず不完全燃焼感が残ってしまった海獣の子供だった。