1年前に開店当初にやってきてオレンジと貝を食べたが久しぶりにやってきた。
実は開店時間少し前に着いてしまったのだが以前は目印がなくてどこに店舗があるのかわからなかったが今は「麺」の看板がついていて助かった。
開店時間になり入店してカウンターに座った。
今回はメニュー筆頭のカツオをどうしても食べたかったので迷わずこれを注文した。
少し待ってからキタヨ!一麺天に通ずのカツオ720円。
鰹節までかかっていて確かにカツオカツオしているのがよくわかる。
しっかりとコシを感じる全粒粉麺は旨味も歯ごたえも抜群でさすがに行列店になるだけのことはある。
チャーシューはレア状態で提供されてスープの温度で温められてミディアム状態へと変化していくのだがどちらでも非常に柔らかく肉の力強さも申し分ない。
メンマはやや細身のタイプでこれといって特徴があるわけじゃないがそれでも柔らかくて食べやすい。
ガツンとカツオの清湯スープはどことなく大阪のカドヤ食堂のラーメンに似ていると思うのだが非常に上品にまとめられていている。
後半に差し掛かっても麺は伸びたと感じさせることはまったくなくずっと上質なクオリティを保ち続けているのは凄い。
広島ではイリコだしが主流だからなのかここまでカツオ推しのラーメンってなかなか出会うことがないことに気づいた。
確かに満足度が高い一杯なのは間違いないしお店の接客なども素晴らしい。
ただちょっと優等生過ぎてもう少しラーメンならではの「毒」な部分も欲してしまうのはあくまでも個人的な好みの問題だろう。
それにしてもこの新店がますます広島のラーメンレベルをアップさせてくれる存在になっていることだけは確かなようだ。