らをた広島

食べ歩きブログ

ボディガード-守るべきもの-

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野心的な女性閣僚ジュリア・モンタギューの警護に就くことになった退役軍人の警察官デイビッド・バッド。
彼が抱える葛藤が次第にジュリアにとって最大の脅威になることに……。
数多の受賞に輝いた英国大ヒットのポリティカル・スリラーを日本初放送!

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本作は現在シーズン6まで製作が終了しているイギリスの大ヒットシリーズ「ライン・オブ・デューティ」で製作総指揮を務めたジェド・マーキュリオが全6話の脚本を担当したポリティカル・スリラー。

「ライン・オブ・デューティ」同様、毎回クリフハンガーや新しい展開が用意されており、最後の最後までスリルが味わえるストーリーとなっている。

命を狙われる女性閣僚の警護をする警官役は、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのロブ・スターク役、『ロケットマン』のジョン・リード役を演じたことで知られるリチャード・マッデンが演じる。

野心家の内務大臣役を務めるのは、「ライン・オブ・デューティ」で英国アカデミー賞主演女優賞を受賞し、「ミセス・ウィルソン」などに出演したキーリー・ホーズ。

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イギリスで大ヒットしたドラマだとスーパードラマTVで宣伝していたので観た。

全6話の短編ドラマなのでとっつきやすいし、作品自体がドラマと言うより長い映画のような仕上がりになっている。

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最初はダークで暗い内容に観るのをやめようかと何度も思ったが途中からまあまあ面白くなってしまった。

要はガードしていた内務大臣がテロで殺されてしまいその罪を被せられそうになりながら陰謀を暴いて復讐するお話。

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派手な銃撃戦もありドラマ24トウェンティーフォーシリーズみたいなのを予想していたが政府や警察内部の腐敗を暴くようなポリティカルな展開でここらへんは製作されたのがアメリカではなくイギリスだからというのもあるだろう。

その分、セットはややショボい雰囲気があるがやろと思えばこの手なら日本でも作れそうだ。

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スリリングな駆け引きはセリフ数もかなり多く字幕だとついていくのにしんどいと予想されるので吹き替えの方がわかりやすかろう。

自分など吹き替えでも落ちこぼれないように必死だった(笑)

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1話から5話までがやや展開が緩慢で最終話に全てを詰め込んでしまったのはちょっとどうかと思うので、どうでもいいラブシーンなんか削ってもう少し途中のストーリーに工夫が欲しい所ではある。

確かによく出来ているドラマではあるが物語の根幹である陰謀ももうちょっと2重3重のカラクリがあるかと予想したが案外単純で拍子抜けした。