らをた広島

食べ歩きブログ

トムとジェリー (2021)

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1940年に誕生したアニメーション「トムとジェリー」を実写映画化。

ニューヨークにある高級ホテルを舞台に、本物の俳優たちと、アニメーションで描かれたトムとジェリーをはじめとする動物たちが共演し、ウエディングパーティーのために奔走する。

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ファンタスティック・フォー:銀河の危機』などのティム・ストーリーが監督を務め、『キック・アス』シリーズなどのクロエ・グレース・モレッツウエディングプランナーを演じ、『エンド・オブ・ウォッチ』などのマイケル・ペーニャ、『ハングオーバー』シリーズなどのケン・チョンらが共演する。

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ある日、新人のケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)が働くニューヨークの高級ホテルに、ネズミのジェリーが引っ越してくる。

そのホテルでは世紀のウエディングパーティーが開催されるが、ジェリーとその天敵の猫・トムのせいでパーティーはぶち壊しになる。

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2匹は自分たちの汚名を返上するために仕方なく手を組み、最高のウエディングパーティーを開こうとする。

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あのトムとジェリーの復刻版。

基本的に実写映画だが動物だけは全てアニメーションと言う割り切りが凄い。

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トムとジェリーはセリフは喋らないが叫び声と歌声だけは上げるというスタイルは本当に初期の頃のトムとジェリーを彷彿とさせる。

トムの頭部が変形したりのギャグの連発は自分が子供の頃に夢中で観たトムとジェリーそのもので死ぬ程笑える。

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映画自体は子供向けなのか単純なストーリーで1時間半と短く気軽に見る事ができた。

とにかくトムとジェリーの行動にいちいち小ネタが挟んであってひらすら笑わされてガチで腹筋崩壊しそうになる。

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動物を一律にアニメーションにした作戦は作品の幅を大きく広げるのに貢献したようでこれが一気に面白くしてくれている。

またとにかくドタバタの連続で最後には笑い疲れてグッタリしてしまった。

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しかしこの作品は余程昔のそれも初期のトムとジェリー愛に溢れていて観ていて痛いほど伝わってくる。

正直、比較的新しいトムとジェリーベースだったらつまらなくなっていたと思うがここまでトムとジェリーの本質に迫った造りになるとちゃんと感動できる映画が出来る見本みたいなトムとジェリーだった。

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これほどのデキなら続編を強く望みたい。