吾峠呼世晴の人気コミックを原作にアニメ化した「竈門炭治郎 立志編」の最終話の続編となる劇場版。
鬼に家族を殺された少年と仲間たちが、鬼との新たな戦いに立ち上がる。
アニメーション制作をufotableが手掛け、ボイスキャストを竈門炭治郎役の花江夏樹をはじめ鬼頭明里、下野紘、平川大輔らが担当するなど、アニメ版のスタッフやキャストが集結した。
蝶屋敷での修業を終えた“鬼殺隊”の竈門炭治郎は、短期間で40人以上が行方不明になった“無限列車”を捜索する任務に就く。
妹の竈門禰豆子を連れた炭治郎と我妻善逸、嘴平伊之助は、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとりである炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を進む無限列車の中で鬼を相手に戦い始める。
大ヒットして長年破られなかった千と千尋の神隠しの興行記録を倒して新記録をぶっ立てたアニメ作品。
基本的に長い物語の途中の劇場版だからこれを観る前に付け焼き刃だが第一話〜第五話で構成された＜兄妹の絆＞第十五話〜第二十一話で構成された＜那田蜘蛛山編＞第22話から第26話を再編「柱合会議蝶屋敷編」の３本を立て続けに観てどうにか追いついた。
ただこの劇場版を観ているとこれまでの鬼滅の刃を知らなくてもじゆうぶんに楽しめる配慮がなされていてこれなら大ヒットするのもわかるわと納得した次第である。
ストーリーは比較的カンタンで子供向けに徹しているのは交換が持てる。
この作品は日本だけじゃなく他の国でもヒットしているそうだがこれほど日本の時代劇的内容なのに意味がわかっているのかとは思うがエンターテイメントとしては確かによく出来ている。
だけどコレがあのテーマが深かった「千と千尋の神隠し」を内容で凌駕しているか？と問われれば答えに困る。
それに子供向けにしてはかなりグロい表現もあってそこらへんは確かに評価が分かれるところだろう。
それにしても当分破られないであろう興行成績を打ち立てたとんでもない作品であることは認めざるを得ない。
とりあえず鬼滅の刃、追いついたのでこれから展開されるアニメ版を楽しみにすることにする。
