神戸三宮駅の近くにあるラーメン屋さん。
神戸ラーメンが何たるかなどと細かいことは全く知らないのだが店名に神戸ラーメンと書かれているのでそういうことなのだろう。
表の看板にもAラーメンがどうなのか書いてなかったのでわからないがBラーメンがチャーシュー麺なのか間違いなさそうだったのでこれをお願いした。
しかし味変に使うのかあれやこれやいろいろな卓上調味料が並んでいるがニンニクとコショウ以外はわからんので詮索しないことにした。
ちょっと待ってからキタヨ!!神戸ラーメン 第一旭 三宮本店のBラーメン760円。
最初からコショウがぶっかけてあるいわゆるオールドスタイルのラーメンと考えれば良さそうだ。
麺はやや太めのストレートでムチっとした食感が独特であまり食べたことがないタイプ。
スープはトンコツのように白濁はしていないがけっこう濃厚でコッテリしており確かに昔ながらのラーメンという感じではあるが古さは感じさせない。
チャーシューも脂身がけっこうあるコッテリ仕様で全体で濃厚濃いラーメンを目指しているような構造になっている。
大量にあるネギには相当な清涼感をもたせる意味があるようで確かに面白いアクセントとして機能している。
メンマはオマケ程度に入っているのだがこちらは食感を楽しむだけのよに感じられる。
さらにオマケのようにモヤシも入っていてコッテリはしているのだが野菜が案外多くてギトギトになる一歩手前で踏みとどまるようにしているのだろうか。
さてここでちょっと味変をしてみたくなって定番であろうニンニクを入れてみることにした。
この手のオールドスタイルラーメンって例外なくニンニクは合うと思うのでちょっとした自信はあったのだがこのラーメンも面白い変化をしてくれる。
特にこの柔らかいチャーシューとの相性はバツグンで後半になって食べ飽きるんじゃないかとの心配を吹き飛ばしてくれた。
ニンニク投下で加速がついてグイグイ食べてしまった。
ただこの日は10月なのに異常に暑い日だったのでここらで汗だくになってしまいフラフラになりそうだったのでスープの完食は遠慮しておいた。
なるほどこれなら神戸ラーメンと名乗るだけの内容はあるし万人受けするほどのクオリティも持っている。