
別府冷麺胡月。
名前からして別府冷麺がメインのお店。


それにしても信じられないほどの広大な専用駐車場を完備しており、ここが如何に人気店なのか窺い知れる。
事実開店前なのにもう駐車場にはいくらかクルマがいて待ち客も続々と増えている。


開店時間になったので店内に入るとスタッフは家族経営なのかどこかアットホームで客席もけっこうゆったりしていて心地よい。


そもそも「別府冷麺」とはなんぞや??
この胡月が別府冷麺の発祥の店と書いてあるが「先代が満州の冷麺を和風にしたもの」のようで特徴として1,そば粉配合のコシの強い麺 2,キャベツの自家製キムチ 3,牛肉のチャーシューという特徴があるらしい。

ちょっと待ってからキタヨ!胡月の別府冷麺(並盛)700円。

何と言っても特徴的なのはこの極太麺。
そば粉配合とあるが云われなければわからないほどでコシが強いと言うよりも粉っぽくて固いように感じる。


牛肉のチャーシューは塩分多めの味付けでかなり特徴があってこれまでに体験したことがない。
脂のほとんど浮かないスープは鶏ベースだと思うが魚介も少し感じられるが酸っぱさも皆無のつかみどころのない不思議な味だ。

別府冷麺最大のトピックはこの「キャベツキムチ」で確かにこれを食べると少しだけ辛さも感じるがスープ自体にはほとんど影響を及ぼしていない。


これは「旨い」のかどうなのか自問自答を繰り返しながら完食したのだが、自分の中ではどうにもそのコンセプトが何なのか理解できずに、アタマが混乱した。
だけどスープもほとんど飲み干す手前まで来てるってことは旨いは旨いのだろうが、どことなく一体感のようなモノに欠ける印象があって別府冷麺の本質にはまるで迫れないでいた。