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劇場版 奥様は、取り扱い注意

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特殊工作員だった専業主婦が、トラブルを解決していくドラマ「奥様は、取り扱い注意」を映画化。

ドラマ最終回のその後が描かれる。正義感の強い妻と実は公安のエリートの夫を、ドラマ版に続き綾瀬はるか西島秀俊が演じる。

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ドラマ「家政婦のミタ」などの演出を担当した佐藤東弥がメガホンを取り、『オオカミ少女と黒王子』などのまなべゆきこが脚本を手掛けた。

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ある出来事で記憶喪失になった伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、夫の勇輝(西島秀俊)と共に桜井久実と裕司に名を変え、地方都市の珠海市で新しい生活を送っていた。

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ここは新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘でにぎわう一方、海を守ろうとする開発反対派と市長ら推進派の争いが激しさを増していた。

さらに開発の裏で、国家レベルの陰謀がうごめいていた。

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綾瀬はるか主演映画にハズレなしと言う事で楽しみにしていた。

そもそもは奥様は取り扱い注意というドラマがあったようでこれに関しては全く見ていない。

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そのドラマの後日談というのがこの映画という事のようで当たったドラマの後日談映画という絵に描いたようなテレビ主導作品。

舞台の架空の街である珠海市はメタンハイドレート発掘をやっている。

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その新資源でもあるメタハイはどれくらい実用化されているのか知らんがこう言う問題を映画のテーマにしているのはなかなか面白い。

そのメタンハイドレート利権を巡って裏で色んな陰謀が渦巻くという話し。

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だが主人公は過去に特殊部隊だったが今は記憶喪失で普通の主婦をやらされてるという、掃いて捨てるほどよくあるストーリー。

そもそも記憶喪失ってどこまでホントにあるのかはわからないが昔の事だけ忘れてるが、言語障害なく日本語はバッチリ話せるってどう考えても違和感がある。

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それに肝心の作品の内容はそれこそどこかで見たような内容のオンパレードではっきり言ってつまらない。

特に綾瀬はるかが完全に普通の主婦になっている時間が長すぎて、始まって半分くらいから残念ながら惰性で観てしまった。

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格闘シーンは頑張っているとは思うがいくら何でもお花畑でリアリティがないし、そもそもアメリカのテレビドラマ以下の迫力にげっそり。

劇場版鬼滅の刃のようなテレビ主導ではない映画が当たる時代になって、この手の昔ながらの柳の下のドジョウ系映画は廃れていくのだろう。

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シン・エヴァンゲリヲンを映画館で見たときに大々的に宣伝していたのを思い出したがドラマ版「奥様は、取り扱い注意」ファンにしか受けない内容だった劇場版 奥様は、取り扱い注意だった。