アベンジャーズの初期メンバーを描く初のドラマシリーズとなる本作。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の決戦後、戦いから離れて家族とすごすクリスマスを願うホークアイ(ジェレミー・レナー)と、彼に憧れる若き弓の名手、ケイト(ヘイリー・スタインフェルド)の物語が描かれる。
ホークアイが家族に戻ると約束した、クリスマスまでの6日間を全6話で描くという本作。
かつてサノスによって家族が消滅し、悲しみと怒りから「ローニン」となり悪を手にかけていたホークアイ。
本作では、その闇落ちの過去にもかかわるトラブルに巻き込まれた彼が、ケイトと謎の犬・ピザドッグと共に事件に立ち向かっていくという。
果たして彼は、クリスマスまで生き残り、家族との約束を果たすことができるのか。
アベンジャーズも遂に全6話のドラマになった。
でもそこはさすがはMARVEL作品だけあってもはや映画品質だ。
アベンジャーズに詳しくないのでよくわからないがどうやらホークアイはアベンジャーズを脱退したがっているようで、そんなホークアイとホークアイに憧れる少女の物語。
ディズニーの王道のような作風でアメリカじゃ子供も含めた家族で観るようなドラマなのだろう。
わかりやすくコミカルな展開だけど決してお子ちゃま向けって安っぽいものではなくなかなか見応えがある。
主人公はホークアイなのだがコンビの少女にスポットが当たっていてこの若い娘を売り出そうとしているのかも知れない。
近代的か銃に弓矢が勝つというのはいくらなんでもムリがあるように感じるが、ランボーも使っていたように銃より弓矢の方が画面映えするのは確かなようだ。
どっちにしろ勧善懲悪なのでラストの戦いが大切になってくると言うかココがこのドラマのキモである事は明らかだ。
見どころにはディズニーらしくしっかりとカネがかかっていて映像にも迫力があって確かに面白い。
アベンジャーズのスピンオフと言う作品になると思うがその期待にはじゅうぶんに応えてくれている。
全編にクリスマスらしさも漂っていてこの手のエンタメはハリウッドはやはり上手く作る。
ラストもディズニーらしくハッピーエンドで如何にもと思ったホークアイだった。