らをた広島

食べ歩きブログ

宮川食堂(呉市)中華そば

宮川食堂

ここのお店がいつからあるのか知らないが呉出身の自分にとってはココは実家の近所でこの通りは数え切れないくらい通った事があるのにこのお店は知らなかった。

一部に熱狂的なファンがいるお店なんだそうで非常に興味があるのでやってきた。

お店のドアは最初から空いていて網戸になっているのでそれをスライドしてお店に入った。

この日はちょっと暑い日だったが店内は更に温度と湿度が高くてモワッとしていたのでお店の厨房から離れた入り口に近いカウンターに座った。

駐車場問題はどのお店もアタマを悩ませているようで路上駐車は近隣ののヒトだけではなくお店にも大きな迷惑がかかることを肝に銘じたい。

ちょっとまってからキタヨ!!宮川食堂の中華そば 驚きの税込み500円!!!

この小麦価格高騰のご時世にワンコインラーメンなんて夢か幻か!

呉うどんが細いのは知っているがこのラーメンの麺も博多ラーメンほどじゃないがけっこうに細い。

そしてザックリとしたオリジナリティ溢れる独特の食感には確かに熱狂的固定ファンがいるってのも理解できる。

スープはおそらくは鶏系だと思われるがこれにもやしとネギ、そして豚肉をそのまま茹でたようなのはトッピングされている。

値段のことを考えたら口が裂けても文句なんて言えないが量は少しながらしっかりと肉を感じさせてくれてこれがラーメンであることを主張している。

モヤシも良いアクセントになっていてトンコツラーメンなんかよりよっぽど相性が良いように思う。

この手のTHEオールドスタイルラーメンには欠かせないのがコショウ攻撃だ。

さっそく遠慮なくガンガンぶっかけさせていただいたがこれでビシッと一本辛味の芯が通るのでちょっと優しかったスープがいきなり引き締まった印象になる。

最初から高温多湿の店内だからこのあたりからもうタオルが欲しいくらいの汗だくになってきてさすがにスープを飲む速度が落ちてくる。

500円ながらラーメン自体の量はしっかりとあって決してこれだけじゃ昼飯にならないなんてことはないのは凄い。

こういうラーメンって本当にひさしぶりに食べたような気もするが、実際ありそうでなかなか出会えない感じの一杯では有る。

噂によるとここのお店のドアは冬でも網戸で空いているそうだから寒い季節にやってくるのが正解だったりするのかもしれないと思った宮川食堂の中華そばだった。