公式サイトに鴨ニボをやると告知があったのでやってきた。


しかしながら一般的に考えたらほぼ馬木というかなりディープな場所にあるので自宅からここまでの時間が読めず、いつも開店時間に出遅れてしまう。


今回もどうにか駐車場が1台だけ空いていたから入れたし入店もほとんど最後のようでカウンターの端っこにギリギリ陣取れた(笑)


女性スタッフによる接客はテキパキとしていて非常に心地よく、癒やされるくらいだ。
今回も紙エプロンを持ってきてくださったり荷物入れを用意してくださったりと細かい気配りに頭が下がる。
チョット待ってからキタヨ!!そば屋 二八十六の鴨ニボ1390円!!
温かいつけダレからはこの時点で凄い煮干しの香りが立っていてその泡だらけのルックスといいここはラーメン屋だったか?と錯覚する。


蕎麦の量は標準で300グラムは伊達ではなくほとんど二郎系を彷彿とさせる迫力ある盛りっぷりに笑いそうになった(笑)
ラーメン屋のつけ麺よろしくそばをつけダレにどっぷりと浸してからいただくと予想通りに煮干しでガツンと強烈な一撃をお見舞いされた。


つけダレの中には細かく切った鴨肉が沈んでいてこれと蕎麦のコラボを楽しめということらしい。


鴨ニボのつけダレは煮干しのエグい部分ギリギリまで抽出しているいわゆるクセのあるタイプでこういうのに慣れていないヒトにはムリだろう。
最初に一緒にだされたコショウを入れてみることにしたのだがそば屋でコショウ使うなんて経験がないので戸惑ったがこのつけダレならたしかにコレだな。


ピリッと辛い芯が通ったつけダレはもはやそば屋のそれではなくラーメン屋のつけ麺のつけダレに近くなって今や自分は何を食べているのかわからなくなってきた(笑)


麺の量があまりに多いので終盤は蕎麦湯を入れて今度はラーメン風にしてみることにした。


蕎麦も多いのだが実はこの鴨肉も思ったより多く沈んでいてまさに食べても食べても底から涌いているんじゃないかと錯覚してしまう。
どうにか根性で完食したがつけダレはもう入らなかった(涙)
おそらくここの大将はラーメンフリークなのだろうが、いつものことながらこれまで食べたことがないエキセントリックなソバが味わえる変態そば屋の面目躍如だ。
今回も自分の期待に全く違うことなく楽しませてくれたそば屋 二八十六の鴨ニボだった。
ラーメン好きに特にオススメ(笑)