らをた広島

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名探偵コナン ハロウィンの花嫁

渋谷で執り行われていた警視庁捜査一課強行犯三係の佐藤美和子刑事の結婚式に暴漢が乱入し、彼女を守ろうとした高木渉刑事が負傷してしまう。
そのころ、警察庁警備局警備企画課に所属する降谷零は、脱獄した連続爆破事件の犯人を追跡していた。

かつて佐藤刑事が思いを寄せていた松田陣平刑事を殉職させた因縁の相手を追い詰めた降谷だが、そこへ現れた謎の人物に首輪爆弾を着けられてしまう。
爆弾を解除しようとする江戸川コナンは、正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と一連の事件の関連を知る。

青山剛昌の人気漫画を原作にしたアニメの劇場版シリーズ第25弾。
公安警察・降谷零の首に装着された首輪型爆弾を解除しようと、江戸川コナンたちがハロウィンでにぎわう渋谷を駆け回る。

コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈毛利小五郎役の小山力也、安室透/降谷零役の古谷徹ら、シリーズを支えるボイスキャストが結集している。

名探偵コナンの劇場版最新作。

実はとんでもない観客動員数を誇る日テレのドル箱作品。

もはやサザエさんドラえもんと並んでガチガチの定番になった感がある。

今回のテーマはハロウィンのようだ。

劇場版は誰が犯人か考えさせる推理系のテレビ版と違ってもっと大掛かりなアドベンチャーみたいな展開になる事が多いように思う。

たかがそこらへんのガキが警察の機密性の高い殺人事件の捜査に普通に加わっているのは何時もの事だがそこら辺はマンガだからと割り切った方が楽しめる(笑)

さすがはドル箱作品だけあってかなりの力作でしっかり作り込まれていてついつい引き込まれてしまう。

今回も推理モノではなく見えない敵を追いかけるスパイモノのような映画向きな展開になっている。

中でもロシアが深く関与するストーリーだが今や世界中から極悪人認定されたロシアがまんま悪役になってるのも仕方ないのかも知れない。

後々良いロシア人も出てきはするがコレからはハリウッド映画でも当分悪役はロシア人かな(笑)

基本的に子供向けの映画にしてはけっこう凝った内容でこんなの小学生でも低学年は理解できないんじゃなかろうか?

後半は派手な銃撃戦になってコナン君は探偵と言うよりスーパーガキとなって活躍するのだがココらへんもウマイと感心するほどだ。

今回の作品にはゲスト声優として白石麻衣がかなり重要でセリフも多い役で出演しているが全く違和感がなく調べなかったらわからないほとだったが毎回こういうレベルのタレントをゲストにして欲しいもんだ。

ラストのオチはまあ如何にアニメならではの荒唐無稽さだけど麻酔針を使って何度も違法に大人を眠らせて代わりにペラペラ喋りまくるガキよりはマシなのかも知れない(爆)

エンドロールが実写なのはヱヴァンゲリヲンでも見られた演出だけどなかなかシャレていてキマっている。

何時もながら劇場版は子供だけではなく大人でもじゅうぶんに楽しめるデキだった名探偵コナン ハロウィンの花嫁だった。

どうでも良いがエンドロール後映像は笑えた。