かなり昔からやっておられる老舗のようだ。
実は開店時間の少し前に着いてしまったのだがなぜかお店の前の駐車場は満車。
どうしたものかと途方に暮れていたら店内から女性が出てきて「クルマ移動します」と言われたので少し待つことにした。
実際、お店の前の3台分の駐車スペースは全部開放していただいたので端っこに駐めることにした。
開店時間になったので入店すると高級寿司屋のようなカウンターだけの小ぢんまりした店内にご夫婦なのか比較的高齢の女性と男性の二人体制。
さっそく目当てであるテール温麺のごはん付きをお願いした。
あまり待たされないでキタヨ!!かんすけのテール温麺ごはん付き1540円。
テール温麺の単品だと1430円だからどこまでがご飯に付いてきているのかわからないがお得感はある(笑)
胡麻とキムチは説明があったのでこれはテール温麺に付属しているのだろう。
漬物はおそらくはご飯についてくると思われる。
後の小鉢はどっちについているのかよくわからないがこれだけバリエーションがあればかなり嬉しい。
中華麺みたいなのがでてくるのかと勝手に想像していたのだがどちらかというと韓国冷麺みたいなグニュッとした食感の独特な麺で面食らった。
肝心のテールはけっこう大きいのがゴロリとふたつも入っていてこれは相当に期待できる。
テールスープはお袋の得意料理だったから親しみがあるのだがこのテール温麺は明らかにスープにテールの旨味を全部抽出するって方向性ではなくテール自体の旨味を楽しませるコンセプトのようだ。
要はスープにはテールの旨味があまりないのだがこのテール自体が非常にコッテリした味わいでこれだったらこの値段も納得できる。
圧力釜を使ったのだろう短時間に熱をかけているので中身はレアなのに全体は骨を含めてトロトロで軟骨部分なんて泣けるくらいウマい。
麺とスープはオマケみたいなもんで薄味で精進料理っぽいがテールがここまでコックリウマいとかえってバランスが取れているように感じる。
テールの骨もほとんど食べることが可能なので食べられなかった破片はごくわずかだった。
最後はご飯の残りを全部スープに放り込んでライスインになったが小鉢や漬物があれこれあるので箸休めには事欠かない。
なんだかんだで全部キレイに完食してしまった。
けっこうお腹が膨れたがそれでもここまで旨味が凝縮したテールは久しぶりに食べた。
ウマいテール料理ってなかなか食べられないので貴重なお店に出会えて嬉しかったかんすけのテール温麺ごはん付きだった。
オススメ