広島G7サミットの最中にやってきたがこの周囲にはお巡りさんだらけの厳戒態勢だ。
公式サイトにてG7サミット期間も営業していると知ってやってきたが街はガラガラでここのお店も開店前に待ち客なしってのは初めてだ。
新メニュー「お出汁そば」にも惹かれたが今日は大好きな特製中華そば一点狙いで自動券売機にてこの食券を購入した。
カウンターの一番奥に案内されたのだが一番客という事でなにかわからないがプレゼントがあってこれはマジで嬉しかった。
冷やしたヤカンに入っているお茶だがこれは客一人一人別になっていて衛生的でもあるし、味も格別にウマいのよ。
ちょっと待ってからキタヨ!!らぁ麺 むろかの特製中華そば1480円。
海苔がフタになっていて見えないのでこれを取るとこんな感じになる。
自家製平打ち細麺を説明があるが確かに他ではほとんど味わったことがない独特な食感と味わいにそのレベルの高さが伺える。
チャーシューは低温調理されたのとアブラギッシュなバラ肉との2種類。
低温調理の方は柔らかくレアな味わいが楽しめ、アブラギッシュな方はある意味このラーメンのコンセプトを敢えて外したくらいに肉肉しい仕上がりになっていて凄い工夫だと感心する。
なるべく早く食べるように説明されるワンタンだが2つあるので一個は早く、もうひとつは後半に食べることにした。
しかしこれだけ旨味凝縮された餡が詰まったワンタンにはなかなか出会えないわな。
ブッといけど食感は優しく柔らかいメンマ、皮がチュルチュルで一部のスキもないワンタンに目を奪われるがこれらをまとめているスープこそが一番非凡な存在なのかもしれない。
特製はけっこう値が張るがチャーシューが惜しみなく投入されていて中盤から後半にかけてもこのアッサリと肉肉しさを何度も楽しむことができる。
麺はコシがしっかりとあるタイプではないので中盤になると多加水麺のようなビロビロとした食感が楽しめるので個人的にワザと置いて食べるようにしている(笑)
ここのお茶はこれ自体が優秀な箸休めとして機能しているので終盤になっても食べ飽きない理由になっている。
レンゲで煮玉子を割るとスープが濁らないと説明されるのでその通りにやってみるがこの煮玉子もそこらへんのお店のとは全然違ってちゃんと中身は温かくしてあって、尚且味わいも深くて感動モノだ。
これだけハイレベルでバランスが揃えてあるとスープ、麺、トッピングが丼の中で見事に同じスピードでなくなっていくという独特な体験ができる。
そしてラストは夢中になって全部をかきこんでしまっている自分がそこにいるのだがその〆にもこのお茶が最適な役割を演じてくれてこの壮大なラーメンストーリーが完結する。
自宅に帰って一番客プレゼントを開けてみたら何と、特製中華そばに実際に使われていたのと同じお店のマーク入りレンゲだとわかりこれも大感激してしまった。
今回もラーメンでこんなに心を打たれるのか?と思うくらいの感動を与えてもらったらぁ麺 むろかの特製中華そばだった。
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