日曜日の開店少し前にやってきたのだがもう数人並んいるのでその後ろについた。
ほどなくして開店時間になったのでカウンターも案内された。
今日の目当てはうどんではなくこの炙り鶏もも一枚を使った上親子丼なので迷わずこれを注文した。
他の客はすごい盛りっぷりのゴボウの天ぷらうどんが多いようだ。
少し待ってからキタヨ!!うどんの釜くらの上親子丼1120円。
丼のフタを取るとどえらいインパクトがあるルックスの親子丼の登場だ。
これは確かに炙り鶏もも肉一枚って文句に偽りはないようだ。
実際に箸で鶏肉を持ち上げてみるとズッシリと重さがあって思わずニンマリしてしまった(笑)
ご飯にはツユがしっかりと染みていてこちらは付属のスプーンで食べるのが正解なようで要は鶏肉とご飯は結果として別々に食べることになる。
そこで上に乗っかっている生卵を潰してみることにした。
鶏肉をタマゴに絡ませるとコッテリ感が増して更にウマくなるがご飯はますますペーストになってしまった(笑)
ここで卓上にあった七味をぶっかけみることにしたのだがこれが中々面白い味変になってくれて後半も全く食べ飽きそうにない。
ついてきた吸い物だがうどん屋らしく鰹だしが強烈に効いていてもううどんのダシみたいなのだが親子丼にはピッタリだ。
更に七味を追加して漬物も全部放り込んで終盤になってやっと全体が親子丼らしくなってきた(笑)
それでもこの巨大な鶏肉の存在感は圧倒的で鶏のせご飯という印象は拭えない(笑)
直前に炙ってあるのか香ばしさも満点でここまで鶏肉が突出していたら少々の他の欠点はすべて消し去ってしまうほどだ。
うどんだしを間に挟んでラストまで一気にかっこんでいけるだけのポテンシャルがある。
けっこうな量があるがまだまだ食べ続けられそうなくらいの余裕で完食。
こういう肉に突き抜けた親子丼もあるんだ、ととっても勉強になったうどんの釜くらの上親子丼だった。